2007年6月29日金曜日

途中のcagra

昨日の夕方、内装やら色々と準備中のcagraさんにお邪魔してきました。



 



R0014850







高い天井が素敵な建物です。
なかなか無い雰囲気を醸し出しています。







 



R0014854







古いガラスケースがとても似合っています。
靴を並べる為にあったようなガラスケース。
つい最近入手されたそうですが、昔からこの時の為にあったような感じがします。








R0014861



 









自作されたパーテーションで、お店スペースと工房スペースを分けています。












R0014859




 



奥には古い18種があります。
今はお店を畳まれた三浦靴店さんから譲り受けたものだそうです。
札幌の靴作りが色々な形で受け継がれている事は大切な事だと思っています。






2007年6月28日木曜日

ハスカップ狩り

年中行事とも言えるハスカップ狩りに美唄に行ってきました。
今年も高橋農園さんにお世話になりました。



スケジュール的に今年は行くのは無理かなとも思ったのですが、しばらく休み無しで居た事もあり、思いきって行ってきました。
やはりお日様の下で過ごすのは気持ちがよいですしリフレッシュ出来ました。
R0014832





先週の金曜日から始まった美唄のハスカップ狩り、出遅れたかなぁとも思ったのですが今年は豊作の様で一時間ちょっとで二人で2.5キロが摘めました。
ハスカップの後はハウスでモロッコ豆も穫らせていただきました。
ひょっこりカエルが居ました。
モロッコの森に佇むカエルです。
R0014837





田舎の工房暮らしの頃は夜になると窓ガラスにカエルが張りついていた事を思いだします・・・






2007年6月27日水曜日

朝・・・

お店に来て必ずやる事が幾つかあります。
お店の前と店内の掃除とゴミの始末。
鞄や棚を拭く事。
デスクカレンダーの日を合わせる事。
それとお湯沸かし。



R0014827







今までのお店と大きく異なる事が幾つかあります。
給湯は今まで共用でしたが、今は当然ながら自分たちだけです。
以前は冷蔵庫を置いていませんでしたが今はあります。
なので、お水はブリタで浄水して冷蔵庫に入っています。
自宅のブリタはもう数年使っていますが、今はカートリッジが異なるのですねー。



朝、お湯を沸かしてポットに入れるのは今まで変わりません。
けれど、なんだか気分が違います。
お湯を沸かしお茶を入れ、今日も一日頑張って行こうと思うのでした。



2007年6月26日火曜日

移転後最初の・・・

R0014822






新しい工房で最初に出来上がったブリーフケースです。
オーダー品ですが定番品です。



まだ新しい工房の作業環境に慣れておらず、少し製作に時間が掛かっています。
「あれ?あの道具はどこだっけ・・・・」と言った事が時折あります。
何か作業をするとそのあたりの整理・整備をする必要が生じて手が止まったりもいたします。



以前の工房は約8年居りましたので、その間で出来上がった作業環境はそれなりに私たちの手となっていたようです。
早くこの場所もそうなってもらえるようにしていきたいと思っています。





2007年6月24日日曜日

cagra(カグラ)

以前私が靴を作ってもらった樋口泰三さんが工房を立ち上げます。
R0014819






7月3日のオープンです。
cagra (残念・・・まだ工事中です)
060-0033
札幌市中央区北3条東5丁目5番地岩佐ビル3F
電話0112190928
営業時間 11:00〜19:00
 水木定休日
(今のところこのようになっているようですが、樋口さん一人での運営ですから電話で確認のうえの訪問が確実かと思います)



手縫い製法の注文靴を中心にし、また靴作りの教室を併設する予定との事。
楽しみです。
私たちのお店とは徒歩ですと30分ほどの距離になりますが、ランドマークとしてはサッポロファクトリーがすぐ近くですし札幌では最近なにかと話題の東地区です。
この建物もとても古いビルで趣があり、私たちも移転先の候補に秘かに挙げていた建物だったりしました。
きっと素敵な工房になるのでは無いかと楽しみにしています。





私たちの製品が好みに合う方には、なかなかグッと来る靴なのでは無いかと思っています。
お互い良い形で協力して行く事が出来ればと思っています。
オープンまであと少し、頑張って下さい。






2007年6月22日金曜日

剣先抜きなど

昨日今日とお店は定休日ですが、片付けやレイアウトの変更の為に二日とも店に出ていました。
営業日は基本的にお弁当を作って行くのですが、定休日出勤の時は外食です。
今日は近所のファブカフェさんに行きました。ランチ後、二階にある「十一月」さんに立ち寄りました。
古いものを色々と扱っているお店です。
先日はなぜだか菱錐がありました。今日は剣先抜きやギザ抜きなどが幾つかありました。
サイズが異なる物であったのでまとめて頂いて来てしまいました。



R0014815






刃の欠けは殆ど無いようですし時間を見つけて錆を落として現役で使えるようにしようと思っています。



2007年6月20日水曜日

俯瞰

吹き抜けの上から見下ろしたところです。
R0014807






ここの風景もなかなか気に入っています。
ただ、この絵面を目に出来る方はあまりいなかったりいたします・・・・・
少しもったいかなぁ。



2007年6月19日火曜日

右側

お店に入って右側です。
R0014769








資料類を中心に置いてあります。
間にお財布など小物を展示してあります。
その上の吹き抜けに繋がるこの光景は、入って来て上を見上げた方は皆様驚かれます。



二階の吹き抜けのガラスの引き戸(五十年以上前の物だったりします!)も興味を引かれる方が多いようです。



R0014775









その向こうには金具が入っている什器と漉き機があり、そうして二階への階段です。



2007年6月18日月曜日

シャッターの・・・

新しいお店でどうしたものか悩んだ事がありました。
シャッターを開けた後のシャッターの支柱の仕舞い場所です。
シャッターは3枚のため支柱は2本ありますして、なかなかの長さだったりします。
四軒長屋のように並んだお店の中程のため、店の隣には空きスペースがありません。
お店の中に入れるには長いですし、お店の中もいっぱいいっぱいです・・・・
やはり、外のウインドウの端にでも立てかけて置くしか無いようです。
ただ気になるのは、万が一何かの拍子に倒れたりしたら・・・・、といった事です。
内装で動いてくれたH氏に相談し金物でホールドする方法を考えたのですがどうもうまくまとまりません。
けれども考えてみたら私たちは鞄屋です。革での物作りはまかせておけという部分があります。
そこで辿り着いたのがこれです。



R0014764






シャッターの端にある柱に真鍮のDカンを取り付け、それにブライドルレザーのベルトを真鍮のナスカンで取り付けるシステムです。40ミリ幅のバーガンディーのブライドルレザーとデッドストックのナスカンとなかなか贅沢な素材使いです。革の部分はブライドルレザーとは言えそのうち傷んでくるでしょうが、その時は交換します。金具は真鍮ですから腐蝕にも強いですからそれなりに頑張ってくれるでしょう。



当面はこれで様子見です。
ま、いずれにしろ「うちらしい」感じにはなっていると思っています。
(今日、いらしたお客様で来がけ・帰りがけと、このベルトを感心して見て帰られた方がいらっしゃいました・・・)



2007年6月16日土曜日

開店!

本日無事に新店舗の開店を迎えました。
みなさま、たくさんのお祝いを有り難うございます!!



今日はまだバタバタのまま過ぎてしまいお礼は後日おいおいとさせて頂こうと思っています。
代表してOさんからの立派なお花を載せさせて頂きます・・・・



外に飾るスタンドのお花もOさんはじめ何基も頂きましたが、店内もアレンジで埋め尽くされました・・・・



R0014700






開店に多くのお花を添えて頂きました。
お花ってとても幸せな気持ちになるものだとつくづく感じています。





実は昨日から 北海道神宮例祭「札幌まつり」が始まっています。
今日はお店の前を山車が通り、所々で踊りが披露されます。
町会の粋な計らいで、お店の前で山車を留めて「開店おめでとう!」の掛け声とともに踊りを披露して頂きました。







R0014733







鞄や物作りの仲間からのお花やお祝いも沢山いただきました。
本当に有り難うございます。
お客様からも多くのお祝いを頂きました。
有り難うございます。
狸小路8丁目の商店会はじめ、ご近所のお店の方からもお祝いを頂きました。
この界隈の下町的な人情あふれる付き合いに、受け入れてもらえて本当に嬉しく思っています。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
革でいつもお世話になっているS商事さんからの立派な胡蝶蘭や、今回全面的にお世話になったS信金さんからのお花もとても嬉しかったです。
わたしたちのようなごくごく弱小な自営業者にとっては、こういった関係先からお祝いを頂戴出来るのは、ほんの少しでも認めてもらえるようになったのだなぁと感じています。
学生時代からの友人からもお祝いのお花を頂きました。
持つべきものは友なのだとあらためて思っています。


R0014741







夜は閉店後、窓際の打ち合わせスペースで、ヴーヴ・クリコで乾杯をして過ごしました。
一日愛想を振りまいていたジロも、疲れ切っているのか惚けているようです。
鞄屋というよりお花屋さんという感じの店内です。
嬉しさの気持ちを噛みしめながら、明日からも頑張ろうと思っています。



2007年6月13日水曜日

ペンキ塗り

piroは意外とペンキ塗りが上手です。



R0014643






田舎の工房、第2三谷ビル、今の住まい、そしてこの新しいお店のパーテーション。壁は白く塗っています。
また、使っているミシンの脚もpiroの手による塗装だったりします。
こちらは黒で、ロゴやシンボルマークはトップ面をちゃんと金色にして仕上げます。



なかなかの腕前だったりします。



2007年6月12日火曜日

ショック!!

とてもショックな事がありました・・・・
今日、土曜日の朝に発送したDMの何通かが戻ってきました。
そのDMを見ていてなんだかおかしい事に気が付きました。





実は今回、二種類のポストカードを作りました。
基本デザインは一緒で、移転のインフォメーションが入っているバージョンとそうでは無いバージョンです。R0014640





上が、普段のポストカードで使えるもので500枚作りました。
下は、移転・リニューアルの記述が入っているポストカードで1000枚作りました。
500枚ずつ梱包され、その表には中に入っているカードが添付されています。



移転・リニューアルの記述が入っているポストカードを500×2パック、家に持ち帰り住所を印刷したラベルシールを夜なべして貼り料金別納の為に郵便局に持ち込む準備をしたのは金曜日の深夜の事でした・・・・・
そうして土曜日の早朝に、札幌の本局に持ち込み別納の手続きをして発送しました。





今日、戻って来たDMには移転・リニューアルの記述が入っていないのです?!
なんだか訳が分からないまま、今回発送していない移転・リニューアルの記述が入っていないポストカード500枚の束を開けてみました。
眼に入って来たのは、当然ながら移転・リニューアルの記述が入っていないカードです。
パラパラと何枚かめくってみてみました・・・・
そうしますと、合間合間に一定の法則で十数枚ずつ移転・リニューアルの記述が入っているポストカードが混じっています・・・・
面附け・印刷・裁断・仕分け・梱包・・・・との流れの中、混じってしまって梱包されてしまったようです・・・・



手元の残部から計算しますと、発送した六百通のうち二百数十通は何の案内も書かれていないポストカードのようです・・・・
しかも、誰にどれが発送されたかは分かりようもありません。



移転のご挨拶でもあり、リニューアルオープンの案内でもあるDM。
どうにかギリギリになったけれど、新装開店の何日か前には届けられたと思って矢先に、どっぷりと落ち込んでいます・・・・



2007年6月11日月曜日

DM

一昨日、移転案内のDMがようやく出来上がってきました。
バタバタの中、準備が遅れました・・・・
一昨日の夜と昨日の朝と準備をして、土日もやっている中央局に回って別納で発送してきました。
R0014632






どうにか開店までには届いてくれることでしょう・・・・



2007年6月10日日曜日

屋号・・・

R0014628






シャッターに屋号を書いてもらいました。
会社は息子さんに譲り現役を退いて入るけれど、好きな仕事だけは手掛ける看板屋さんです。
息子さんの会社ではコンピューターや機械で処理をするけれど、手書きで無ければうまくいかない仕事やその方が向く仕事は手掛けるようです。
微妙な色の注文も聞いて下さり仕上げてくれました。
仕事の話しを立ち話でお伺いしたら、色々とお話し下さいました。
勉強になります。



R0014624






さてこちらは北海道に戻り工房を立ち上げた時に自分で作った看板です。
第2三谷ビルでも最初の何年かは出していたのですが、傷みが激しくなり引っ込めていました。



どうするか悩んだのですが、フレーム部分も壊れ釘があちこち出たりして危ない事も有り残念ながら処分する事にしました。



けれどやはり看板面の一枚は分解して保管しておく事にしました・・・・





2007年6月9日土曜日

R0014621






扉を旧店舗から持って来て取り付けました。
いきなりお店らしくなるから不思議なものです。
ちょうどこの作業のあと、お店の前をお客様が自転車で通り過ぎて行かれ、にっこりと会釈して行って下さいました。
ありがとうございます。



あと二三日でだいたい片付くような気がして来ています。
早く仕事で手を動かせる状況にしたいものです。



2007年6月6日水曜日

引っ越し・・・・

朝、7:50に店に着くとすでに引っ越し屋さんは来ていました。

おおまかに段取りを決めすぐに動き出します。

ミシンが5台に漉き機が2台、3×6の作業台が3台、金具が入った引出しが全て合わせると7〜80杯くらいあるでしょうか・・・・

段ボール箱は40箱くらいなどなど

これでも、古鞄数十本と棚(4段)6本分の革は自分たちで運び済みです・・・

4名のスタッフで4トントラック二台に約二時間で積み込み完了。




新店舗での搬入は、途中で応援が4名程投入され1時間で終了。

プロの仕事は速いです。

小気味よい動きと対応で、この引っ越し屋さんの仕事にはとても満足しました。

(三社見積もりを取り、金額では無く応対で業者は決めました。今回は「引っ越しのプロロ」さんにお願いしました)


11時くらいには終了しました。



運び込んだ荷物の量に自分たちでも呆れています。
そして途方に暮れました・・・・



荷物を少しずつほどきつつ場所を空け、分解して運び込んだ什器の組み立ての準備をしていました。



午後からはT氏にも来て頂き、什器の組み立てをして頂きました。
私はもっぱら助手となりサポートです。
6時くらいまでかかり写真の左側の棚を組み上げました。(実はとても複雑な構造です)
T氏は夜の教室があるので氏の塾に戻りました。(実はお向かいです!)
右側の棚はその後私たちで組み上げました。



すっかりヘトヘトな夜8時、今夜はこんなところです。
(二階はほとんど足の踏み場が有りません・・・)



R0014615



2007年6月4日月曜日

店番

今日からジロに新しい店の店番をしてもらっています。
R0014602





まだ落ち着かない様子です。
まぁ、ボチボチと主になってもらいましょ。



2007年6月3日日曜日

三谷ビルの階段・・

R0014380











今日もこの階段を何往復したでしょうか・・・・
午前中に、革の多くを数回のピストンで運びました。
午後からは昨日(今朝か・・・・)の、ブログをみて手伝わねばと思ってくれたK君とH君が手伝いに来てくれ、残りをあっというまに片付けてくれました。



事前に運んでしまいたいものはあらかた運べたかなと思っています。



明日明後日とかけて、残りを梱包したり分解して引っ越し当日を無事に迎えたいものです。



2007年6月2日土曜日

ヘトヘトです・・・・

なぜだか分からない(いや、本当は分かっている)のですが、いくら荷造りしても荷物が片付きません・・・・
R0014569





昨日はpiroは一日ずっと梱包作業をしていました。
梱包した箱を置ける場所が限られても居るので、少し場所を空ける為にとりあえずイスとか意外と場所をとっている物や、あまり業者に任せたく無いもの(任せ難いもの)を軽のワンボックスでピストン輸送して新店舗の二階に運びこんでいました。



R0014590






古い鞄や革は業者に任せ難いので自分でとっとと運ぶ事にしていました。
なぜだか二十脚くらいあるイスを運び、ン十個の古い鞄を運びました。
この後、革も運び込み出しています・・・・
夕方5時くらいで、もうヘトヘトでした。
この後の予定もあるのであまり無理してもと思い、それであがりました。



一旦帰宅し、お風呂に入り汗を流し少し身体をほぐしておきました。
少しだけ身体を休めようと思ったら眠りに落ちていました・・・
まぁ、二十分ほどで目覚め少しすっきりしたので出かける準備。
実は今、大丸で行われている職人展で岡田哲也さんが来札されているので会食の予定を入れていました。



駅に隣接している大丸なので、その近辺がいいかなと思い北口の奴寿司に行きました。
刺身と寿司をつまみながら、近況報告。
彼はつい最近イタリアに行ってきたのでその話しと、私はやはり新店舗の話し。
その他交えながらあっというまに二時間程過ぎていきました。
お腹もくちくなりお店を出て話しながら彼の泊まっているホテルの方向へ歩き出しました。
けっこうお腹がいっぱいになった事も有り、少し腹ごなしに散歩しようと言う事になり男二人で夜の散歩です。
新店舗まで脚を伸ばす事になりました。
夜のお店のシャッターを上げ、中に招き入れました。
荷物はだいぶ入ってきて散らかっていますが楽しんで頂けたようです・・・・



2007年6月1日金曜日

階段

R0014424







新店舗の二階への階段です。
元有った場所から少し手前へずらして、上り切った踊り場を広くしました。
また階段自体も作り直して傾斜を少しゆるくしました。
そこまでやることになるとは思っていなかった・・・・と言うよりはここまでいじることが出来るとは思っていなかったというのが正直なところです。




Twitter

フォロワー