Pashleyの自転車と・・・

ご満悦の表情で自転車にまたがるヒロコさん。
（とは言え顔出しNGとのことでその顔は載せられませんが・・・）

思い返すとたしか2007年のこと。
とある雑誌にイギリスのPashley社80周年記念の限定生産の自転車の記事が載っていました。
自転車にさほど関心の無いヒロコさんでしたが、その自転車のクラシックな佇まいに心奪われてしまった様子。
その記事の写真を切り抜き、いつかこれが欲しいと言っていました。
さすがにその80周年記念車は諦めたようですが、Pashleyのクラシックなタイプの自転車はいつか欲しい・・・・と時折私に言うのです。

イギリスのクラシックな自転車と言えば私はSunbeamも思い浮かべたりします。
そこまで本格的な趣味でも無いのはある意味救いかもしれないと思いながらPashleyの自転車を探しました。
けれどこれがなかなか見つからないのです。
ライセンス生産されるモールトンばかりが情報として出てくるばかり・・・・

いっそイギリスから個人輸入するかと思い出した 2009年の秋の事、ようやくこの自転車を中古で見つけました。
結果、その年の誕生日プレゼントとなったのです。

そして今年・・・・
この自転車に合う靴はやはりイギリスの靴だよねと、トリッカーズのカントリーがプレゼントの候補に挙がりました。
いやいやそれは予算オーバーですと伝えたら足りない分は自分も出すからと・・・・
そうしてヒロコさんご満悦の姿と相成りました。

本当は、昨秋この自転車を入手してすぐにでも似合うバッグを作りたかったのですが未だ時間が取れず。
今年も、カゴを留めるベルトをブライドルレザーで作ったのが精一杯でした。

来年は、このカゴが革に変わるか、あるいはサドルにバッグが着くのか・・・・
少しグレードアップさせてあげたいと思っていたりしますが果たしてどうなることやら。

エゾシカ革製品展にむけて

10/16〜開催のエゾシカ革製品展。
 少しずつですが製品が出来てきています。

エゾシカ角のトグルも使ったバッグ。

近々、少し大振りなバッグも出来上がる予定。
旅行にも使えるかなと言う感じのイメージ。

そろそろ製品展自体の案内ページかブログ記事をちゃんっとまとめなきゃ・・・・

久々の夜バンケット

昨日の25日はヒロコさんの誕生日。
誕生日は、朝ご飯もお弁当も私の仕事。

ま、いつも同じメニューなんですけどね。
お弁当はケチャップライスのオムライス。

お昼に頂く時に、ケチャップで絵やら文字やら書いて頂いています。
子供ですねー（笑い）

さて、夜はバンケットさんに予約を入れておきました。
ブログ」で見て気になっていた鴨平フィギュアにも会ってきました。
この人形、いいなぁ。欲しいなぁ・・・・と思ってしまいました。

今回はシェフのおまかせで頂きました。
昨夜の事なんであんまり料理の説明を覚えていないです。
すいません。

炙ったサンマを使った前菜。

パテアンクルートにプルーンを添えて。

ワインもシェフにお薦めしてもらった中から選びました。
おいしかったなぁ、これ。

昆布森産の牡蛎。
火を通してもこのプリッとした大きさ。

鰈（だったよね？）の岩塩包み焼き
笹の葉に包んだお魚の香りがとてもよかった。
ソースも美味。

エゾシカ肉のロティ
今期初。
火の通し方が絶妙、素晴らしい。
 

ココットを使った炊き込みご飯
エゾシカ肉を八丁味噌で炒めたものが乗っています。

デザートはクレープシュゼット プラリネのアイス添え

ヒロコさんはジャスミンティのクレームブリュレ

エスプレッソにお茶請けのお菓子・・・

例によっておなか一杯。
鴨平シェフと エゾシカの話し含め話しをして楽しい時間を過ごしました。

少し肌寒い中でしたが、腹ごなしにゆっくり家まで歩いて帰りました。

SLニセコ号

今日の定休日、先日指定席を取っておいたSLニセコ号に乗ってちょっと近場の小旅行に行ってきました。
全区間は乗らず余市まで行って遊んで来ようと思い、乗車券は一日散歩きっぷ。

SLニセコ号は今年は9/18〜11/3の間の土・日・祝のべ18日間運行しています。
8：31札幌発で出発。
多くの鉄道好きな方々に混じって色々写真を撮ったりしながら楽しんできました。

札幌駅に入ってくるSLの図。
小樽までは前方のディーゼル機関車が牽引しています。

さて今回はヒロコさんはスター、私はバイーアでの日帰り旅行。
レトロな内装の客車で鞄の写真もちょっと撮れるかなと思っていたのです。
けれど残念ながらけっこう混んでいまして、あまり好き勝手に構図を決めてもいられません。
相席の方が席を立たれた合間を狙い・・・・

こんな感じとかが精一杯でした・・・・
ま、仕方が無い。

小樽に着き、そこまで牽引していたディーゼル機関車が外され蒸気機関車C11-171（知ったかぶり）になるのです。
小樽での停車時間は40分ちょいと長く、色々と写真を撮らせてくれるサービスが有り楽しめます。

この先頭部分に立ち、写真を撮らせてくれたりもするのです。
年甲斐も無く、また鉄ちゃんでもないのにはしゃいで撮りまくりました（笑い）

それから余市へ。
10：30に着き私達はここで下車。
列車は蘭越まであと二時間ほど走ります。

余市では駅前で貸し自転車を借りました。
今回はぜひともフゴッペ洞窟を見に行きたかったのです。
余市に行くようになってからずっと行きたいと思いつつ、いつも時間や移動手段をどうするか・・・・と悩んでいつも結局行かずじまい。
ようやく行きました！
続縄文時代後期の古代人が彫った岩壁彫刻や炉跡を見て、色々と想いを馳せてきました。
ちょっとしたアイデアも沸き、いい時間を過ごせました。

そしてフゴッペ洞窟のすぐ近くのはまなす温泉へ。
海水浴シーズンは混むのでしょうが、秋の今時分は祝日でしたがガラガラ。
のんびりゆったり海を眺めながらお湯につかってきました。

さて自転車で余市駅前へ戻り自転車返して少し遅めのお昼ご飯。
例によって柿崎商店の海鮮工房。

本マグロ丼とホタテ丼、カスベの煮物。
イカ刺しも考えたんだけど冷凍だったのでパス。
おいしく頂きました。

そしていつものようにニッカ余市工場へ。
いつ来ても気持ちのよい場所。
素敵な建物と香り。
今回は有料試飲では・・・・

シングルモルト余市1989とシングルカスク20年。
ゆっくり香りと味を堪能しました。
そして悩んだのだけれど、こちらも行っておきました。

竹鶴35年
毎年数量限定ですしそもそも私達に手が出る値段ではないですし。
置いてあるバーで頂いたとして一杯いくらになるやら・・・・と思い頂いてまいりました。
ふー。

その後、宅呑み用に何を買おうか悩みつつシングルモルト余市12年〜ピーティ＆ソルティ〜を購入。

帰りの列車の中、ウイスキーの心地よい酔いもあり気が付くと居眠り。
休みを堪能した一日でした。

キングプロフィットの黒桟革革巻万年筆

先日載せました革巻万年筆。

三本作りました。
革は全て黒桟革。
中身はと言うと・・・・なんとセーラーのキングプロフィット！！
昨年の黒桟革の一本シボリの万年筆ケースと革巻万年筆をご覧になられたある方がとんでもないことを思いついたのです・・・・

今回革巻にするにあたってその方がこのキングプロフィットを持ち込んでいらっしゃいました。

今はオーダーメイドは行っていない当工房ですし、それ以前から素材持ち込みもお断りをしているという現実は有るのですが・・・・
古くからのお付き合いのある方で当工房のことをよく御理解下さっていて、納期も見積もりもある意味制限無し。
好きにしてくれとのお申し出。
まぁそれならば、一緒に楽しみましょうと言うことで遊ばせて頂きました。

まずキングプロフィットに二点のおそろしい（笑）改造が加えられました。
一点は、クリップを外す事。
もう一点はちょっと説明が難しすぎるのとあまりにとんでもないことなので、ご興味がある方はご来店頂きお問い合わせ下さい・・・
（いずれにしろ、自己責任において勝手に加工して遊んでいますのでご承知置き下さい）

キングプロフィットは太軸とはいえ、やはり万年筆。
それほど太いものではありません。
また天冠も尾栓も平らなタイプでは無く、丸く局面でのみ構成されている形です。
それをこういったカタチで巻ききるのは、かなり難しい。
そのうえ縫ってあるものは、少なくとも私の知る限り（および私の周りの万年筆好きな方々）では、当工房の物以外は見た事は有りません。
しかも、革は可塑性の乏しい黒桟革。
いやぁ、苦労しました。その分、楽しみましたケド。


一本は当工房で保管してあります。
ご興味の有る方にはお見せ致しますのでお申し付け下さい。

（また、来年のハードルを上げてしまった・・・笑）

新しい万年筆ケース

今年もこの時期に合わせて新作の万年筆ケースを作りました。
今回は、恒例の新作ペンケース以外に先に載せました黒桟革の革巻万年筆の宿題？がありましたのでスケジュールはかなりタイトでした・・・・

いつも一年かけてアイデアが降りてくるのを待ち、これは！！と降りて来た気になるいくつかのアイデアを煮詰めては潰し・・・・を繰り返します。
その中の、これはいけるかな・・・と思う物をまた少し寝かして、それでもムクムクと作る気になったものを試作を経てカタチにしていきます。
今年はその中から二つのアイデアに絞り込んでいました。

結局、完成出来たのは一型ですが、もう一型もかなり魅力的です。
これはもう少し試作を繰り返してカタチにしたいと思っています。

今年の新作はコレです。

中は・・・

三本差し。
ペリカンスーベレーンM１０００
セーラー　キングプロフィット
モンブラン　マイスターシュテュック１４９
と入れてみています。

今回はこれがすっぽり収まるサイズ。
機会があればもう少し短いもの対応も製作しようと思っていますが当面はこのサイズでの在庫の予定です。

黒桟革の革巻万年筆

去年の今頃お披露目した革巻万年筆。
今年はおそろしい（笑）バージョンアップの指令を受けていました。
詳細は今頃行われているであろう北ペン倶楽部の会合でオーダー主の許可が下りたら公開します。

もうオーダー主には出来上がり品を見て頂いているころでしょうから、ざっくりと公開しておきます。
（このブログは9/17の夜に書いています。18日の夜はセーラーの長原さんや石丸さんをお迎えして北ペン倶楽部の飲み会なので帰宅時間は不明ですw）

黒桟革を使ってのシボリで完全な革巻の万年筆です。

昨年の革巻万年筆を見られた某氏。
とんでもない企てを持ちかけて下さいました。
そのあたりの詳細は許可が下りたら・・・・

今、公開出来るのは黒桟革を使ってシボリで完全な革巻の万年筆を仕立てたと言うことまで。
中身が何かや、詳細が公表出来るのかは今夜次第。

公開の許可が没ったらその時はお許し下さいね・・・・

久保田信一 陶展

友人の久保田信一さんの陶展が始まります。

久保田信一　陶展

seta-shop gallery
東京都世田谷区瀬田4-23-11

2010年9月17日（金）〜29日（水）
12：00〜19：00　会期中無休　最終日のみ17：00まで

大学時代からの友人です。

あぁ、今回も行けそうに無いです・・・・
残念。
また少し器を選びたいけれど、次の機会を楽しみに待つ事にします。

黒桟革のシボリの一本差しペンケース、完成

黒桟革のシボリのペンケース、今回は三本作りました。
一本は行き先が決まっているのでここには未掲載です。

ステッチは、オレンジと赤。
内筒はブッテーロでそれぞれステッチと同じオレンジと赤。

内筒の太さは、どうにかセーラーキングプロフィットが収まる太さ。
なので、モンブラン１４９やペリカンスーベレーンM１０００も収まります。
クリップ部分が触れて入りにくい時は、ちょっと筒をつまんで正円の筒を少し楕円にして頂ければ収まります。

シボリのペンケースは基本的には、ご来店のうえ対面での販売とさせて頂いています。キャップのスポーンと抜ける感じやプシューと閉まる感じを体感して頂き、中に入れるお気に入りの万年筆をご持参のうえで製品をご確認頂いての販売としています。
ご理解下さい。

毎年この秋口に作っている万年筆ケース。
そうです、セーラーのペンクリが近いのです。
黒桟革のシボリはいわば予定調和。
新作や出されていた課題の製作はまだこれからです。
あと数日ですが、どうにかカタチにしたい物です。

黒桟革のシボリの一本差しペンケース

かなり前から絞っておいたペンケースを仕立て中。

シボると当然ながら革を伸ばします。
漆がどうしてもはっきりしなくなります。
でも、そこそこイイ感じで表情を出してくれています。

昨日載せた今回絞った物はどれくらいこの表情が出せるでしょうか・・・・
もっとぐっと細くタイトに絞っているので、これよりどうしても引っ張っています。
となると、これよりはどうしても漆感が薄くなるよなぁ・・・・。

どうなるか・否・うまくいくかお楽しみ。

シボリ林立

絞っています。
可塑性の乏しい黒桟革を絞っているので色々と大変です。
けれど一年越しのプランで、締め切り（？）が間近なこともあり・・・

このままでは時間も間に合わないと思い、急遽F型クランプを追加で１０個買ってきて絞っています。

何になるかは出来上がってからのお楽しみ。

まぁ、この時期に絞ってると言えばアレに向けての事とお察しの方も多いかと思います。
さてどうなることやら・・・・

もう一つシボリでは無く、先日天から降りてきたアイデアがあります。
それもなんとかカタチにまとめたいと思っています。

norioはんこ店、行ってきました。

予約を入れてあっnorioはんこ店に行ってきました。
今回は、エゾシカともう一点。

エゾシカです。

 

来月行うエゾシカ展でも活躍してくれるでしょう。

お話ししながら、その場で下絵を描いて彫っていく。
とてもいい感じ。
もう一点は、後日届くのでその時のお楽しみ。

今回は、オリジナルのグッズも有ったのでゲット。



木の柄の北海道。
引越しした時とか、その場所に丸付けて使うのもいいかも、と売り場の方の談。
なるほど、旅先でもいいかもね。

norioはんこ店は札幌三越八階13日まで。
オーダーは予約制です。残りあと数席なので、ご興味のある方は急いでGO‼

norioはんこ店

今年も9/7から「norioはんこ店」のイベントが札幌三越の8階で行われています。
13日（月）までです。

写真の中央が今回のDM。
周りが去年作って頂いたはんこです。

今年もちょこっと作ってもらう予定。
楽しみです。

予約制になっています。

フィッシングバッグ完成！

フィッシングバッグが出来あがりました。
明日、記録の撮影をちゃんとしましたら発送致します。

とりあえず今夜は出来上がりの写真。

今は、黒の手付きとチョコのプレーンが店頭に並んでいます。
一本は、見本として残す製品になります。
本当は両タイプ残すべきなのですケド・・・・そうも言えないので、片方は販売可能です。
ご興味がある方はお問い合わせ下さい。

フィッシングバッグ

オーダー分のフィッシングバッグを作製中です。
予定より少し遅れてしまっています・・・・・

リスシオのオリーバです。
８月末の予定でしたが、遅れていまして申し訳ございません。
納品はゆっくりで大丈夫ですと言うお言葉に甘えさせて頂いてしまっています。

明日明後日には出来上がる予定ですので、出来上がり次第納品時の予定の確認メールを送ります。

どうぞ宜しくお願い致します。