8日の木曜日、日帰りですが東京に出張してきました。
第85回東京レザーフェア(TLF)が12/8・9と開催されたので行ってきました。
冬のTLFは例年一月下旬だったのですがなぜか今年はこの時期に。
一年で一番忙しいこの時期に何故変更?と正直思いますが仕方が無いと思い、連泊して仕入れに回る時間的余裕は無いので日帰り強行軍で出かけて来ました。
午前中TLFに行く前に、いつもお世話になっている革屋さんに行き近況報告。
何点か革を選ばせてもらいながら情報交換。
やはり年に何度かはこういった機会は必要だなぁと思うこともありました。
それからTLFへ向かいました。
すこしばかり新しい出展社もあり、けれど時期が変わったせいか来場者数は少し落ち着いたような雰囲気も感じ・・・・
お世話になっているタンナーさんと近況報告をしたり少しばかり気になる材料が見つかったりと、まぁいつも通りと言えばいつも通りのTLFでした。
続いて金具屋さん巡り。
廃業した金具屋さんの話を耳にしたりしながらも特注の金具の打ち合せをしたり、レギュラーの仕入れをしたり。
どんどん時間が過ぎていきます。
実は今回の上京、TLFや仕入れはもちろん最重要なのですが、もう一点どうしても外したく無いプランがありました。
なので、仕入れはピンポイントで周り、探し物も深追いはせず。
そんな感じで時間を気にしていたのは目黒美術館で開催されている 「DOMA秋岡芳夫展」をなんとしてでも見ておきたかったのです。
二十歳頃だったでしょうか、秋岡芳夫氏の著作にはじめて触れたのは。
それから折に触れ著作を読み進めて来ました。
工業デザイナーで、木工を中心として工芸や物つくりや暮らし方に深い造詣のあった秋岡芳夫氏。
革での物作りの師匠の居ない私にとって、氏の本は物つくりの心の支えとなったと言っても大げさではありません。
その展覧会が行われているのです。
10月29日(土)〜2011年12月25日(日)の会期です。
仕入れを一通り回り、どうにか目黒美術館に辿り着いたのは閉館三十分少し前。
三十分強しか居られませんでしたが、とても素晴らしい展示内容に、あぁスケジュールに余裕があれば一日でも居たいと思いました。
図録と最近復刻されたこの本「割ばしから車まで」を入手。
今日、お店に置いてある秋岡芳夫氏の本をチェック。
こんな感じでした。
これ以外に家でやはり最近復刻された「竹とんぼからの発想 手が考えて作る」を読んでいます。
どれも時折、読み返す大切な本です。
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