2009年5月30日土曜日

ショ・レ・マロン

ショ・レ・マロンの製作中です。
お店用としてはずいぶんと久しぶりの製作です。



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革はもう入手出来ない、イタリアのクロム鞣し革。
フラスキーニのブレンタボックスの緑。
緑は、もうさすがにこれで最後です・・・・・
大好きな革だったのですけどね。
これで作るショ・レ・マロンが一番好みの仕上がりでした。



無い物ねだりをしていても仕方が無いので、感じは変わるにしても他の向く革を探していました。
夏頃には、フランスのカーフでも作ろうと思っています。
以前も作っているのですがこれもいい感じにまとまってくれるのです。
黒とチョコと並べましょう。
他にも、まだカットしか入手していない革ですが、なかなか合うのでは無いかと思う革があるので、その革も在庫して作ってみようかと思っています。



2009年5月28日木曜日

革の経年変化2

同じくチョコの例です。





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バッグで体と触れ擦れる側は、しばらくたつとピカピカでツルツルになってきます。
表側も出来るだけ乾拭きをしてあげて少しでも同じようにしてあげるととても良い風合いになってきます。



楽しみの多い革です。





2009年5月26日火曜日

革の経年変化

カートリッジバッグやフィッシングバッグで使っている革です。
イタリア製のタンニン鞣しの革で油分の多めの革です。



使い込むと、革の持つ油分がとても良いツヤと風合いを感じさせてくれます。
紺色の例です。



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バッグの上に乗せているのは同じ革の小銭入れ。
こちらは二ヶ月ほど使用したものです。
私は小銭入れはいつもパンツの前ポケットに入れています。
一日に何度か出し入れしますから、ポケットの布で何とはなしに磨いているようなものなわけです。
時折手で撫でてあげる以外は手入れらしい手入れもせずにただ使っています。
本当はからぶきもしてあげた方がより良いのですが・・・・



今、この革の赤のフィッシングバッグを使っています。
使い始めの時にかなり念入りに乾拭きをしてから使い始めています。
今も時折気が付いた時に乾拭きをしています。
(ごくたまにですが固くしぼった濡れタオルでの水拭きも)



良い感じになってきています。



2009年5月23日土曜日

オレンジ色のミュージックケース

店頭用の見本として置いてあったチョコのミュージックケースがイギリスに行ってしまっています。
しばらくすると戻ってくるはずなのですが、やはり1本は店に並んでいないと寂しいものです・・・・



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急遽オレンジ色で作る事にしました。
オレンジのミュージックケース、棚に収まるとかなり映えそうです。
出来上がりが楽しみです。



2009年5月21日木曜日

遠藤又兵衛邸

小樽市指定歴史的建造物の旧遠藤又兵衛邸の一般公開が5/17〜23まで行われています。



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和洋折衷の建造物でなかなか素敵です。
少し物足りない感はあるものの滅多に見られる機会があるものでもありませんし・・・



遠藤邸を見学した後、小樽の富岡のあたりをブラブラと散策し、それから市役所に行きました。
本館と新館の間にあるステンドグラスが素晴らしいというので見に行ってきました。



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これもとても素敵です。
正直なところ以前はステンドグラスにあまり興味が持てませんでした。
去年引っ越しをし内装を色々と考えていた時になんだか興味がわいてしまいました・・・
同潤会アパートの建具を入手したり古い色ガラスやダイヤガラスなどの建具を見たり集めたりしていく中、ガラスに興味が沸きステンドグラスも魅力を感じるようになりました。
とは言え、家に取り込むには小さなマンション住まいでは難しいので手を出していませんが、機会があれば見るようにしています。



小樽市役所のステンドグラス、なかなか素敵です。
惜しむらくはこのステンドグラスの周りの雰囲気にもう少し気を使ってもいいのでは無いかと思える部分がありました・・・・



藪半でソバのお昼を食べ、ふらふらと。
日本銀行の旧小樽支店の金融資料館へ立ち寄りました。



いいなぁ、ここ。









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近くにあったら、しょっちゅう見に来てるだろうなぁ。



小樽を通り越し余市には一二年に一度は行っていたのですが、小樽に降りたのは十年近くぶりでした・・・・
時折足を運んでみるべきだったなと思っています。



夕方から札幌のアップルストアでBiNDのワークショップがあり参加しようと思っていたので、三時くらいには小樽を後にしたのでした・・・・



2009年5月19日火曜日

カートリッジバッグ

カートリッジバッグのサイズです。
横幅約270ミリ(前胴ですと約250ミリ)
前胴の高さで約195ミリ(見た目ですと210ミリ)
マチ幅は底で約80ミリ 口元で60ミリ



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身の回りの物・・・・という感じでですとだいたい入る感じでしょうか・・・・



2009年5月15日金曜日

BiND DAY !!

今日は札幌のアップルストアでBiND DAYのイベントがありました。
デジタルステージのウエブ制作ソフトのBiNDのイベントです。



今現在当工房のウエッブのリニューアル作業を進めていますが、今回使用しているのがこのBiNDです。
だったらもっと早くに出来るだろう・・・とは言わないで下さい・・・・
やはりそこはそれ。
私は私なりに作りたい部分もあるし、伝えたい事をまとめ直していくのは時間がかかる物です。



悪戦苦闘しながらページをまとめていたら、丁度今回のイベントがあり参加してきました。
100名弱の参加者がありました。
イベントでのデモンストレーションは、既に使っている点から言うと少し物足りなかった部分もありますが、楽しめました。



今回のイベントへ向けて作られたというTシャツもゲットしちゃいました。


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イベントが定休日で良かったです。
先着順だったので仕事帰りで参加したらプレゼントには間に合わなかったかなと思います・・・ラッキー。



2009年5月13日水曜日

カートリッジバッグ、出来上がり

ここのところ取りかかっていたカートリッジバッグが出来上がりました。
今回はデザインの煮詰め直しを含め型紙を修正し製作しました。
製作方法も新しいアイデアを取り込んでみています。
分かりにくい箇所の事ですが、それによって今まで以上にきれいな仕上がりが期待出来ると思っています。



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フィッシングバッグにカートリッジバッグ。
いつも何色か並んで置いておけるといいのだけれど・・・・



 



2009年5月11日月曜日

カートリッジバッグ・新型

カブセのラインをリニューアルした新型のカートリッジバッグを製作中です。



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3本製作中です。
チョコが一点と紺を二点。
明後日には出来上がるかと思っています。



2009年5月9日土曜日

カートリッジバッグ

またまた久しぶりになりますがカートリッジバッグを作りました。
今回は従来通りの型です。



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実はカートリッジバッグも型を少し見直す方向で考えていました。
フィッシングバッグとシリーズ化した位置づけにしたいので、カブセのラインを同じようなラインに変更しようと思っていたのです。
今回のお客様にはその旨をお話しし新型の提案をさせて頂いたのですが、旧型を見てご注文くださった経緯もあり今回はそのままの型で作りました。



今、新型を製作中です。
あと数日で店頭に並べられそうです。
楽しみです。



2009年5月5日火曜日

北海道大学植物園

今日「みどりの日」は北大植物園の入場無料の日です。
普段は入場料400円です。(回数券六枚綴りで2100円もあり)
勝手に、うちの庭(笑い)と呼んでいる北大植物園。
近所なのでもっと行きたいのですが、いつでも行けると思う事もあり気が付くとそれほど中には足を踏み入れていなかったりします。



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今日は天気も良く、朝から入場者も多いようです。
桜も良い感じで咲き、梅と桜を一緒に愛でられる北海道ならではの景色も観られたりします。



ここのところ毎年、その日持っている鞄を写しています。



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piroの使っている十年越しのトートバッグと、私の使い始めて二週間ほどのフィッシングバッグ。
このトートバッグで使っている革、フランスのデュプイの今は無いベネシアと言う革。
滑らかでしっとりとした素敵な革で大好きでした。
今でもほんの少しだけチョコとかのストックがありますが、似合う型をひっそりと作っていこうと思います。



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いつ行っても新しい魅力を発見します。
今年は何回訪れる事が出来るかな・・・・
四月の終わりから十一月の頭までの期間の開園です。温室のみはほぼ通年入れます。







2009年5月3日日曜日

日帰り東京出張とSuica入れ

昨日も書きましたように、木曜日の定休日は東京に日帰りで出張していました。
朝7:00に家を出て札幌駅からJRのエアポートで千歳空港へ。
9:00の飛行機で東京へ。京急・都営浅草線に乗って浅草橋には11:30前に着きました。
最初にとある金具屋さんへ。
ここではいつも必要な金具が少量しか在庫の無い事が多いので、今回は50個オーダーして後で送ってもらおうと思っていました。
すると、いつも数個しか箱に無い金具が倉庫から100個くらい出てきました・・・
仕方が無く(?)50個頂き、その後の仕入れ中持ち歩く事に・・・・
小さめな金具とは言え50個まとまるとそこそこの重量になります。
それからもミシン糸を数本やら、他の金具屋さんで錠前やらなにやら・・・
だんだんと肩が抜けそうな重さになってきました。
いつもは歩いて回ってしまう距離でも、重たい荷物を持っての移動が辛くなり途中大回りして地下鉄で浅草から三ノ輪に回ったりして短時間で仕入れをざっと済ませました。
GOさん・岡田さんと浅草のスタバで落合い、革屋さんへ行きミーティング。
革屋さんから今度はバスで蔵前へ。
蔵前から大江戸線で六本木へ・・・・・
21_21 DESIGN SIGHTで行われている「U-Tsu-Wa/うつわ ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール」を観に行ってきました。
凛とした作品と空気。
短い時間でしたが、無理にでも行ってよかったと思っています。
六本木から大門回って羽田へ・・・
最終便の飛行機に乗り千歳へ着き、最終のエアポートで札幌へ。
家に着くと24:00少し前・・・・
疲れたーと缶ビールを一缶飲みばったり倒れるように寝ました・・・・



北海道でも札幌から千歳などでもSuicaが使えます。
東京に着いてからは一部のバスを除きずっとSuica。
そんなわけで一日Suica入れをポケットに入れたまま、使いまくって移動の一日でした。
これを例に言いますと、このSuica入れは以下のように説明させて頂きます。
「正面向き仕様」
ベース部分が緑・カードポケット部分が濃紺・ステッチが緑で「緑×紺×緑」とします。



さてさてしばらく欠品していたSuica入れが店頭に並びました。



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上段は正面向きスイッピーちゃん仕様
左から・・・
紺×茶×淡茶
紺×赤×紺
緑×紺×紺
チョコ×緑×緑
赤×黒×茶



下段は横向きスイッピーちゃん仕様
左から・・・
緑×紺×紺
茶×オレンジ×淡茶
紺×赤×紺
オレンジ赤×茶
茶×チョコ×淡茶
チョコ×オレンジ×オレンジ
紺×茶×茶



Suica入れは価格¥5,775_(税込み)
送料はJPのエクスパック500であれば500円。
宅急便の場合は地域により異なります。
以前お問い合わせ下さった時に欠品中だった方もご検討いただければと思います。



昨日今日と何組か関東からのお客様がお立ち寄りくださいました。
Suica入れ、選んでご購入くださり、Suicaを入れてみて「かわいい!」と皆様おしゃってくださいます。
いやぁ、本当にかわいいんですよ、コレ。





2009年5月2日土曜日

ペリンガー

昨日は、ドイツのタンナー・ペリンガー社の社長が来日していたのでミーティングに参加してきました。
このタンナーの革は、ドイツシュリンク(シュランケンカーフ)・クリスペルカーフ・ウルトラカーフなどを使用してきていてかなり気に入って使用しています。



一年ほど前にもこういった機会がありその時も声をかけていただいてたのですが、その時はスケジュールの調整が付かず断念しました。
今年はこの一日だけならどうにか予定を取れそうだったので日帰りで出かけてきました。



川口のGOさん・田端の岡田さんと一緒にミーティングをしてきました。

使っている革に関しての質問や、私なりに感じていた要望を伝えて頂きました。
それがそのまま反映される事は難しい部分もあるでしょうし、様々な要因が関わる事がらですが、こういった事に耳を傾けて頂ける機会が今後に何らかのプラスになればと思っています。



今回は、小ロットでですが特注のカーフをオーダーしてきました。
ペリンガー社で作っているクリスペルカーフをベース、にこちらの要望を加えてもらった仕上げ方法を加味してもらい色も特注の色を発注してきました。
出来上がりがとても楽しみです。



ペリンガー社のウエッブサイトが出来たとのことでご紹介いたします。



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http://www.perlinger-leder.de/



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