2006年6月30日金曜日

ハスカップのジャム

昨日、穫って来たハスカップで早速ジャムを作りました
いつもは1.5キロをジャムにするのですが、今年は2.5キロ。
あまりに大量でル・クルーゼの鍋があふれそう。
こんなにたくさん作ったのは始めだったので、うまくいくかすこし不安でしたがなんとか出来ました
冷ましている途中、あまり固まらずサラサラで、大丈夫かなぁと思っていたら冷えたらちゃんと
固まってくれました
全部で10瓶。
これで、これからの一年楽しめます
すっぱくておいしい自然の恵みです



残りは塩漬けと冷凍保存。
塩漬けは梅干しみたいにごはんのお供にして食べます
冷凍したものは凍ったままシャリシャリ食べるのが好きです



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2006年6月29日木曜日

ハスカップ狩り

私たちの年中行事とも言えるハスカップ狩りに行ってきました
思い返すと最初に行ったのは、まだ田舎の工房生活だった頃で、8〜9年ほど前でしょうか
札幌にお店を出して最初の何年かは、行く余裕がありませんでしたがここ3年ほど前から復活しています
ハスカップとは、灌木と言いますか人の背の高さかそれより低いくらいの低木です。バイカル湖周辺が原産地だそうです。北海道勇払原野だけに自生していたそうですが今は、適する地域で栽培されていますがやはり限られた地域のようです(本州では高山植物になるようです)。ハスカップという名前はアイヌ語のハシカップ「枝の上にたくさんなるもの」に由来します。、アイヌの人々は「不老長寿の果実」、「幻の果実」と呼び珍重していたそうです。青紫の甘酸っぱい実で、ビタミンCやカルシウムや鉄分も豊富で最近はかなり人気の果実です。ただ、実が柔らかく収穫して出荷しても実が崩れたり傷んだりしがちなので地場での消費以外は流通しないようです
ですので、冷凍以外は加工品しか目にしない事が殆どかと思います





私たちはいつも美唄市のハスカップ農家に行っています



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先週くらいからそろそろハスカップ狩りの案内が来るだろうと思い天気予報を気にしていました
昨日、「28日からハスカップ狩りを始めます」という案内葉書が届きました
昨日の時点で今日はやはり時折雨の予報でしたので、どうしようか悩んではいました
今朝起きて天気予報を調べどうにか午前中は持ちそうだと踏み、朝7:30に家を出ました
目指すハスカップ農家のあるあたりには9:00過ぎに着きました



今年はわりと実が大きいようです
また、ハスカップ狩りが始まった初日の朝一と言う事も有り、たくさん収穫出来ました
目標は二人で4キロだったのですが5キロの収穫でした
午前中いっぱいハスカップ狩りを楽しみ、それから少しだけトマトも頂きました



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ハスカップ、トマトと沢山いただきましたので農園をあとにしました
さて、お昼ご飯をどうしようか・・・
このあたりだと、三笠の道の駅にある「シイタケ飯店」か、三笠の幾春別まで足を伸ばしておそば屋さんの「更科」が候補に挙がります
結局更科まで行く事にしました
お盆の頃に菩提寺があり高校卒業まで過ごした芦別に行く時もこのルートを走るので、その時にも立ち寄るのですがなにしろここのおそばが大好きです
おそばはかなりおいしいのですが、他の品もリーズナブルな価格とあっさりとした味が好みです
今回も二人で、もりを二枚とラーメンと卵丼を頂いてしまいました
食事が出てから撮り忘れるところで慌てて撮ったのできれいぢゃないです・・・・
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更科の外観はこんな感じ
炭坑で活気のあった頃、かなり賑わったお店のようです
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家に帰ってから、ハスカップを実の固さで分けて、そのまま冷凍・塩漬け・ジャムと作り分けました



きれいな実でしょ
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2006年6月28日水曜日

製作中・・・

抜き手(?)のタイプのオーダー品です

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このタイプの場合、どうするか悩む点が私にはとりあえず二点あります
一つは、「手」自体どのように作るかです

今回は、アルミの平材のコの字の芯を使っています
オーダー品でサイズの指定が有った為、手持ちの有りモノの芯ではサイズが合わなくアルミの芯から作りました

作りを考え試作し、芯となるアルミ材の削りだしから手掛けていましたので、手だけで結局二日ほど掛かってしまい商いとしては×です・・・・

お受けした以上は私たちも納得し満足したものを提供しますので、しばしばこういった誤算(?)はあります・・・・・

もう一点の悩みどころとして、スライドして本体に収まる手の収まりどころです

出入りする箇所は、多くは胴板の正面部分に切込みを入れる場合が多いかなとおもいます

そしてパッチ状の収まるスペースを作るか、裏地・内装の部分にそういったスペースを確保するか、と言った感じです

今回は、オーダー品でその手の収納部分も指定が有った為、仕立て方や仕立ての順序に随分悩みました

オーダー品は一点物ですので、その物だけの為に、デザイン.・型紙・仕立て方・・・・ありとあらゆることをその一点の為に準備し対応します

どうしても時間が掛かります

いろいろと悩む事が多いです・・・・



2006年6月27日火曜日

ミルトガラス工房

ミルトガラス工房の金野さんからグループ展のDMを頂いていました
修行された豊平硝子の同門の方たちの合同展です
気が付くと会期は今日まで、ここのところバタバタだったので失念するところでした
夕方、お店を抜け出し観に行ってきました
丁度、金野さんもいらしていて久しぶりにゆっくり話しも出来ました
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最近はあまり美流渡の方までは出かける機会が無く、ゆっくりと遊ぶ時間がとれずに残念です



2006年6月26日月曜日

東京出張:後半

レザーフェアで東京に行き、仕入れをしたあとの話し・・・・
まだお会いした事は無かったのですが、とある画家の方から個展のご案内を頂いていました
丁度、今回の出張時に会期が重なっていました
仕入れをタイトに済ませ帰りの飛行機の時間をどうにか調整すれば、お会い出来るかなと思いました
それで、銀座へと向かいました
浅草橋からだったので、乗り換えもなんだなぁと思い新橋で降りました
昔々二十年ほど前ですが、銀座界隈はは毎日のように降り立っていた場所だったので、まぁ、場所はすぐに分かるだろうと油断していました
新橋で降り、勘を頼りに歩き出しました
少し歩いてみてあれ?ここはどこ?今は自分はどっち方面に向かっているのだろう・・・
時間も無い中、場所が分からなくなり振り出しに戻る感じで駅に戻り、位置関係を確かめ目的の画廊に再び向かいました
時間をロスしたものの、どうにか辿り着き、絵を拝見していました
他にもお客様がいらしたので、なかなか作者の方にご挨拶するタイミングが見つかりませんでした
会話の合間を見計らい、ご挨拶させて頂きました



しばしお話をさせていただき、ミーハーな私は本にサインを頂きました
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また、お会い出来る日を楽しみにしています



2006年6月25日日曜日

Apple Store, Sapporo アップルストア

今日6/24、Apple Store, Sapporoがオープンしました
札幌市中央区南一条西3-8-20  QB 札幌
以前、丸善があった場所と言えば、少し前の札幌を知っている方には分かりやすいでしょうか



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10:00開店(先着1000名にTシャツプレゼント!!)
今日の朝刊にはなんの広告もチラシも無かったので、あレ?、意外と並ばないカモ・・・・と油断していました
昨日までは、朝9:00には並んでいようゼと二人で話していたのですが・・・・
それで、なんとなく余裕を感じ少しゆっくりと家を出て現地に着いたのは9:20過ぎ
^^;
 すでに500人くらい並んでいました
先頭の方の数名は、折り畳み椅子持参という気の入り様(おそるべし)
並んで待つ事一時間半、10:50にようやく入店出来ました
Tシャツもゲットし、自分たちの開店時間が迫る中、慌てて店内をザっと流して小走りでお店へ
開店時刻と同時に開けてからのお掃除というタイミングでした・・・・
 
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アップルマークに「sapporo」の文字のTシャツ



いやぁ、感慨深いものがあります
私のパソコン歴は=Mac歴でもあり、日下公司の立ち上げと同じだったりします
十一年前、住み慣れた東京を引き払い北海道の片田舎に戻った時、これからどうやって商いをしていこうかと思い悩みました
当初私は実は北海道に戻って仕事をする考えは全く無かったのです
様々な事情で、かなり慌ただしくこちらに戻って来て、さてどうしようかと考えました
東京時代の仕事は継続しようと思えば出来ましたので当面はそれで口を糊することにしましたが如何せん距離と時間は厳しい現実が待っていました
北海道のしかも片田舎での新たな仕事の展開方法を考えていく中、一つの手立てとしてウエッブでの展開を視野に入れました
世間的にはまだパソコン通信の時代でしたがこれからはインターネットだという時代に入りかけた頃かと思います
私はパソコンはおろかワープロも扱った事が無かったのですが、とにかくやるしかないと思い購入したのがMacintoshでした
Performa5210とカシオのQV10を購入して、ニフティーに入りパソコン通信を始めました
最初は入力の仕方すら分からないしまつ
おまけに周りにはMacintoshはおろかパソコンを使う人もいない環境
分からない事が出ると東京の友人のMac使いに電話をして教えを乞う日々でしたっけ
その後、数台のMacを使いウエッブでの展開もして今に至ります
また、札幌での足がかりの一つとして何度も個展を行ったのは丸善札幌店でした



なんとなく感慨深い今日でした



帰り道、夜霧にむせぶ札幌テレビ塔を写してみました
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2006年6月24日土曜日

缶マニア

私たち、二人してやはり(?)入れ物系の物が好きで、革製品に次いで、箪笥・引き出し系や缶ものが好きです
で、最近の缶もの・・・



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道内のお土産的な飴の缶です



油断(?)していて、いままで未チェックでした
先日、商工会にちょっとしたパンフを貰いに立ち寄ったのですが、札幌商工会議所の入っているビルの一階横に「北のブランド」認証品含め地場製品の販売をしているショップがありました
何気なく立ち寄りながめていて、この缶が目に入りました
レトロな図案の缶でした
この飴自体は昔から知ってはいたのですが、缶の図案やキャラに名前があったことなど知りませんでした
中身は、この「小熊のプーチャン」なのか、クマの頭型です ^^;

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ちょいと塩味の効いたバター飴です



2006年6月23日金曜日

東京レザ−フェア

東京レザーフェアに行ってきました
朝、6:00に家を出ての日帰り出張です
午前中は、フェアに出展しない革屋さんへ打ち合わせに行ってきました
打ち合わせや革のチェックと発注を済ませ、色々と双方の近況話し
それからちょっと早かったのですがお昼ご飯に行きました
ここ最近は浅草でのお昼ご飯は、「老上海」という中華屋さんに行く事が多いです
(そうそう、初めてここに行った時には、靴のGのY氏がランチを食べていました・・・・)
酢辛麺(?)を食べる事が多いのですが、今日はそれでは暑そうなので「煮卵チャーシューメン」にしました
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ちょっと甘めの醤油味でしたが、あっさりとしておいしかったです



それから、肝心のレザーフェアへ
お会いしたい出展社があったので、そのブースを探しお話しをしてきました
それから、一通り会場を回りました
ここ最近の中では、少し活気のあるような感じがしましたが気のせいでしょうか・・・・



その後、浅草橋方面へ金具の仕入れへ
とある金具屋さんで清算待ちをしていると、GOが友人とともに現れました
この界隈は、歩いていると一組か二組程度は知り合いに合う事が多いのです
私は予定の時間が押していたので、挨拶もそこそこに次の仕入れ先へと向かいました
ちょっと、この後に予定を組んでいたので、浅草橋での時間がもう残り少なかったのです
日帰りの時はこういった時、融通が利かず残念です



その後の話しは、また別の機会にするとして、帰りがけには空港で
またまたピエールマルコリーニです
今回は、おみやということで、チョコ味とアールグレー味のアイスをチョイス
ドライアイスを入れてもらい持ち帰りました
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楽しみです



ハァ〜〜〜、しかし日帰りでの東京行きは疲れます
途中からは、仕入れた金具を持っての行動ですのでかなりこたえます・・・
でも、それなりの収穫の合った東京行きでした



2006年6月22日木曜日

よーじや

先日購入したGR Digitalのオプション品で、取り寄せをお願いしていたものが入荷したので取りにいってきました
駅近くまで行ったのでついでに大丸に寄り、催事出展の「よーじや」さんに立ち寄りました
以前からpiroがよーじやさんの携帯用の手鏡を使っていたのですが、わたし用にももう一つ欲しくなり購入してきました
逆さまつげやゴミが目に入った時など、携帯用の手鏡が必需品だったりします
一応職業柄もあり目は大事にしたいのです
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piroは金箔貼りを使っています
私は黒カシュー塗りにしました



2006年6月21日水曜日

大通公園

年に数回、鞄を持って外に撮影に出かけます
大通り公園、芸術の森、モエレ沼公園・・・・・
今年はまだ出かけていませんがそろそろ気候も良いですし行きたいものです
これはいつだったか・・・・



大通り公園にある、イサムノグチのブラック・スライド・マントラ横です



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2006年6月20日火曜日

お店の近く

今のお店は東急ハンズのすぐ近くにあります
これはとても便利なことで助かっています
ちょっとした材料の調達も出来ますし、道具や工具選びに治具製作の為の
素材の入手も行います



アイデアを練る為や気分転換にもぴったりで、毎日のように立ち寄ります



時折、ハンズの出入り口でアンケートが行われています
先日も行っており、アンケートに捕まり(?)ました
ず〜〜〜っと前も、捕まった事があったのですが、その時は3色ボールペンをもらいました
今回も、そういった感じだろうと思っていたら、なんとハンズの商品券を頂きました



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やったね!
これは、先日のジュエルクローム購入の足しにさせて頂いています



また、東急ハンズ隣のビルには私たちが歯の面倒を診て頂いている歯医者さんもあります
三ヶ月に一度、クリーニングと歯と歯茎のチェックと必要に応じて治療をしてもらっています
実は今日、上の奥歯が欠けてしまったようです
早速、明日の朝の診療予約を入れてきました
と言うわけで、明日は出勤して最初に歯医者に行ってからの仕事です



当工房の鞄のメンテナンスや修理も、あまり悪くならない段階でお任せ頂くと
短い時間で良い状態を保てるようにメンテナンス可能です
ついでがあってお立ち寄りの際等ご相談下さいね



2006年6月19日月曜日

秘密兵器(開発中)

手縫いをする時には、可能な場合は「ウマ」と呼ばれる固定用の治具を使って縫います
小さなパーツでは無く、大きな物になってきますと抱え込むようにして縫います
大きいけれど平らな状態の時、けっこう悩みます
通常のウマでは安定しないですし、かと言って抱え込むのも不安定です
効率よく安定した状態で縫えるようにする事はひいてはきれいな仕上がりにつながります



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最近使っている治具の一つです



これを、挟んだり締めたり、その逆の解放したりするのを、いい具合の使い勝手にまとめあげると
かなりいい感じの道具になると思っています
縫い糸が引っかからないようにもしないといけませんし、色々と具合を考えないといけません



こういったことを考えて開発(?)する時間もけっこう楽しいものです



2006年6月18日日曜日

ジュエルクローム

今のお店では室内に水回りが無いので、お茶用などに給湯所でお湯を沸かす必要があります
それで開店した時にポットが必要ということで探しました
容量は1リットル以上は欲しいし、見た目も美しいものをと考えるとドイツのアルフィ社のジュエルクロームが候補に挙がりました
ただ、如何せん価格がけっこういたします
その結果お店ではアルフィのアルベルゴの選択としました
こちらのスッキリとしたラインも好きですので満足して使っています



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ただ、やはりジュエルクロームのクラシックなスタイルには惹かれるものがあります



私たちのお店は東急ハンズのすぐ近くにあります(隣と言っていい位置関係です)
ですので、殆ど毎日のようにハンズには立ち寄ります
先日、キッチン用品などのフロアを見ていたところ「商品入れ替えのため値下げ」のコーナーに
アルフィのポットが数種出ていました
なんとジュエルクロームもあるでは無いですか・・・・
しかも、1リットルサイズのものが¥6.000_という信じられない価格で2台出ていました
とは言え、店にはアルベルゴがあるし家ではタイガーのPRFというサロンタイプのクラシックなものを使っています
不要なもの・余計なものは極力買わないようにしているので数日間どうしようか悩んでいました
その間、不思議なものでこの価格だと言うのに一向に売れません・・・
そんな中、先日のジャンボ宝くじが末等の上の6等ですが当たりました
これは買えと言われていると思い込む事にして購入致しました
いやぁ、やはり形が良いです
買って満足



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今日からハンズでは「お買得セール」が始まり、残っていたもう一台のジュエルクロームも
朝は有りましたが夕方見たら見当たらず、売れたようでした・・・・
ギリギリの良いタイミングで購入出来たようです



2006年6月17日土曜日

パーツ

定番のブリーフケースの製作中です

内装材料や金具以外のおおまかなパーツが出揃ったところです

漉きやコバのミガキ等を施し、この後部分によって貼り合わせてからや縫い合わせて

そうしてまた裁断しコバを処理してまとめあげていきます

手縫い仕立ての物ですしまだまだ出来上がりには掛かります・・・





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2006年6月16日金曜日

ラーメン

今日は定休日ですが仕事をしていました
したがって、お昼ご飯は外食です
数日前からラーメンモードに入っていたのでラーメン屋さんへ行きました



道外からのお客様とお話しする事も多いですし、東京から友人が来る事もあり
そういった時に「お薦めのラーメン屋を教えて」としばしば聞かれます
なかなか、ここはお気入ですと薦められるお店には出会えなかったのですが
最近ようやくお気に入りのお店に出会えました



中央区大通西8丁目北大通ビル地下1階にある、「千寿」です



私はいつも味噌



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piroは塩を頼みます



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今日もおいしく頂きました
場所が分かり難いのと、昼時は並ぶのは必至です・・・・



2006年6月15日木曜日

北海道開拓記念館

今日は北海道開拓記念館に行ってきました
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−北海道の馬文化− という特別展示を見てきました
実はこの特別展、数ヶ月前に開催予定でその時も行ったのですが臨時休館していました・・・・
展示室にアスベストの露出が発見され、その対策で休館し工事をしていたようです
空振りに終わって今回がリベンジです



先に、常設展を見学しましたが、これが非常に見応えのある展示でした
一時間強かけて見学をし、特別展への期待も高まりました・・・・・
馬文化の方は、もう少し馬具等への切り口があるかと期待していたのですが
そのあたりは非常にさらっと触れられている程度で、私たち的には少し物足りなく感じてしまいました



この、開拓記念館は道立野幌森林公園にあり、まわりは緑濃く自然が楽しめます



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今回は立ち寄りませんでしたが、近隣に明治大正時代の道内の建築物を移築した野外博物館「北海道開拓の村」があります
数年前に行っていますが、古い建物や物が好きな私たちにはここもなかなか楽しめた場所でした



2006年6月14日水曜日

人気者

当店に置いてある様々な物の中、けっこうな人気なのがこの子達です
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金属工芸の作家の友人の上杉さんの作です。



右側の子は、昔まだ田舎の工房で暮らしていた頃に作って頂いてもらった子です
左側の鞄を持っている子は、開店した時にプレゼントしてもらったのです
おかげさまで私たちは仕事柄厳しい経営状況は続いていますがどうにか生業として続けて居られています
ゲンを担ぐと言うか、私たちの友人で商売や起業をした人には、この上杉さんの
作品をその仕事に沿ったシチュエーションで作ってもらいプレゼントしています



それぞれの場でやはり結構な人気者のようです



2006年6月13日火曜日

師匠

私は基本的には独学で鞄を作って来ています

とくに誰から教わり始めたわけではありません

鞄製造関係の仕事はアルバイトでですが携わっていた時期がありますので、そこで身につけた事は当然あります

けれども、私の鞄作りの根はそには無いと思っています

そう考えていきますと、では何から身につけていったのかと考えますと、こういった鞄たちからと言えると思っています



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古い鞄を見つめ、時には分解させて頂きそこから多くの事を学ばさせて頂いています



2006年6月12日月曜日

タイトなスケジュール

時折依頼される仕事で、店舗内装に関係する仕事があります。

最近も、このような仕事を依頼されました・・・





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この画像だけでは、どのような感じかはわからないですよね ^^; 

金属のバー状のドアのノブ(?)を革で包んで欲しいという仕事です。



私たちの普段の仕事の多くは、新規の依頼は数ヶ月先のスケジュールで対応しています。

言い換えれば、数ヶ月先までスケジュールは埋まっているのです。

けれど店舗内装での仕事は話しが来てから納品まで一週間程度の依頼が多く、納期的に無理な事が多く

お断りする事も多いのです。

ただ、どうしてもと頼まれると、どうにかスケジュールを都合しています。

基本としては休日返上と残業によって調整していきます。

場合によっては顧客の中で無理を聞いてもらえそうなお客様にお願いをしてスケジュール調整をさせて頂くこともあります。



スケジュール的にはどうしようかなぁ、と思うことも多いのですが、革を巻くベースとなるバーの加工をしている方が

私たちが大好きで尊敬する作家さんが手掛けている事が多く、そういったことも考えるとスケジュールがタイトでも

ついつい引き受けてしまいます・・・。



今回もどうにか間に合わせることが出来てよかったです・・・



2006年6月11日日曜日

麦々堂のパン

久々に麦々堂にパンを頼みました



旭川で、天然酵母や道産小麦を使い他にも色々と魅力的な素材を使ったパンを焼いているパン屋さんです



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この麦々堂の二人との付き合いはかなり古かったりします
パンを焼いている「麦」とは、十代後半からの付き合いでフタを開けると同じ大学に居ました
葉っぱちゃんは、大学で知り合った仲間の一人です
まぁ、いずれにしても二十年以上の付き合いになります
いつもお任せで見繕ってもらい送ってもらっています
札幌と旭川とは言え、実際に会うのは数年に一度だったりします・・・・
時折送ってもらうパンのやり取りで近況報告をし合う感じでしょうか



二人とも私たちの鞄の愛用者(のはず)です



パンが届くといつもその夜は我が家ではパンパーティーです
今宵は、北海道三笠市の山崎ワイナリーのZweigeltrebe(ツバイゲルトレーベ)2005で頂きました



ラベルにも「色素抽出を意識して発酵させました」と書かれてるようにとてもきれいな色の赤ワインでした



味もとても良く、もっと熟成した物もいつか味わってみたいと思いました



ジャムは去年作った自家製の「ハスカップシャム」です




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パンはスライスして、数日で食べきれない分は冷凍しておきます
近所だったら、その時食べる分だけの購入でいいのですがそうもいきません
それに冷凍保存しても、とてもおいしく頂けますし
解凍してトーストして頂くと十二分に満足出来ます



大満足の夜でした



2006年6月10日土曜日

夕鶴

仕事帰りにいとこが出演している芝居を観てきました



以前はなかなか時間がとれずに観に行く事が出来る機会があまり無く残念でしたが
最近は少しだけそういった時間を持つようにしています



あいにくの雨でしたが大入り

追加公演も決まったようでなかなかの盛況ぶりでした





おそらくは誰もが知っている「夕鶴」のお話
けれど、誰も知らない夕鶴のお話になっていました





芝居が始まってすぐ、暗がりの中、私の隣に小さな男の子が座りました
食事のシーンでは、「おいしそうだなぁ」とつぶやき、役者の言動に小声で突っ込みを入れています
その素直な反応ぶりを微笑ましく聞いていました
舞台にしばらく集中して、ふと気が付くとその子は隣から居なくなっていました・・・・
いや、それだけの話しです(恐い話しでもなんでもありません・・・)







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2006年6月9日金曜日

こんなお休み

今日はお休みを頂いていました。
朝一で車でスーパーに買い出しに出かけました。
いわば共働きなので、どうしても休みにまとめての買い物になってしまいがちです。
今日は朝穫りのイカが安かったのでちょいと多めに買い、塩辛を作り他は煮付けにしょうかと。
そんな買い出しをした後、「石の蔵 ぎゃらりぃ はやし」(北区北8西1)で11日まで行われている「ART AND CRAFT IN DAILY LIFE」展へ。
時折遊びに来てくれる24Kさんも参加しているグループ展を見てきました。
24Kさんの最近の作品の独自の型押し加工をした革がなかなか素敵でした。
お昼ご飯は、ちょうどその近辺で前から気になっていたお寿司屋さん「奴寿司」へ。
ランチの握りを頂きました。なかなかのコストパフォーマンスでそのうち夜にゆっくり来てみましょと思っています。
腹ごなしを兼ねて色々と妄想にふけり乍ら札幌駅北口散策をしていました。
そうして、今日の最大のイベント(?)の為にビックカメラへ。
買ってしまいました、GR DIGITAL。
使っているIXY DIGITALがここのところバッテリー関係がが不調で、新たなバッテリーを購入したりACアダプターを購入したりしたのですが、思うような具合にならずに困っていました。ストレス過多なこともあり、思いきって新調しようと思っていまして、色々と検討していたのです。
どこまで使いこなせるか微妙ですが・・・・・
ボチボチと、楽しみ乍ら使い込んでいきたいと思っています。



買い物の興奮(笑い)を冷まそうとお茶をすることに。
大丸に入っているイノダコーヒーへ行きました。私たちにとっては休日なので、イノダコーヒーとは言えここは昼間っからギネススタウトということで。
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500円でカシューナッツのおつまみ付きなので、休日はわりとこのパターンが多かったりします。








今日は、ビールには不似合いかと思いつつザッハトルテを一つ。
ビターでおいしかったです。







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その後、家に帰り二人で料理をし晩ご飯。
私はおもちゃに首ったけ(笑い)の時間を過ごしています。
画像は後日ということで・・・



2006年6月8日木曜日

プルプル

普段のお昼はお店の隣の資材庫で自家製のお弁当を食べています。
定休日の仕事(って意味不明ですよね)のお昼は外食にしています。
お店の徒歩圏内からピックアップして回っています。
以前はこの近辺はランチの選択肢がホント少なかったのですがここ2〜3年かなり増えてきました。
そんなランチでダントツに私たちが行っているお店の一つにスープカレーの「村上カレー店プルプル」があります。
ほぼ毎回頼むメニューは決まっています。
私は「キーマ」、piroは「ナット・挽き肉ベジタブル」。
けれどなぜだか今日は彼女は「トマトチキン・ベジタブル」にしていました。
時折、ごくたまにですが冒険しています。
辛さは10番。ご飯は小ライス。これが私たちの定番です。
上からキーマ、下が今回のトマチキ。
スープカレー、そんなにあちらこちら食べ歩いているわけでは無いのですが
ここんちのは、かなりのお気に入りです。
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2006年6月7日水曜日

抜き・・・・

年々増えて行く道具のうちの、ポンチや抜きの類いです。

穴を開けたり、一定の形に打ち抜く為の道具です。

この殆どは火造りの物です。他にも実はたくさんありますし、量産品のポンチや抜きも沢山あります。

一回しか使う機会が無いものや、未だ製品の製作では出番の無い物あります。

用途によって誂えてもらう物が多いのですが、出来合いの物は何かの機会にいつか必要かもしれないと思い出会うと入手していき増えて行きます。



引退された職人さんから譲り受けた道具もあります。

そういった道具の中にはは私たちより他に生かしてくれる方がいると思うものは、若手の職人に引き継いでもらえるよう橋渡しをしたりもしています。

とく製靴関係の道具や機械は、出来るだけ若手に受け継いでもらえるようにしています・・・・・





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2006年6月6日火曜日

チェブラーシカ

チェブラーシカの原作者の童話作家エドゥアルド・ウスペンスキーさん夫妻の講演会に行ってきました。
公演前にチェブラーシカの本とマトリョーシカをゲット。
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ビデオで「チェブラーシカ」を上映後、質疑応答形式の和やかな講演会でした。
講演会後にサイン会があり、購入した本にサインを頂き感激!!
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これから、テレビ東京でチェブラーシカのアニメーションが制作されるとの事。
ますますチェブラーシカフアンが増えそう。私もとっても待ち遠しいです。
ロシアでも放送される予定だそうです。
仕事、早退して行って良かった(笑い)



2006年6月5日月曜日

糸の入れ物

手縫いで使う麻糸を入れてあるケースです。

ほこりを避けるためと退色や劣化から守る為に、糸を革のケースにいれてあります。

その糸色に合うかなぁと思う革色と合わせて作ってみています。

これらの糸はアイルランドの麻糸です。

ベーシックな色は入手は難しく無いのですが、色糸の多くは揃え難いので

以前伝手を辿って、染めから発注して色数と太さをある程度揃えた物です。

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アンティークの糸巻きには革紐や、他の麻糸を巻いたりして使っています。



2006年6月4日日曜日

50杯の引き出し

お店で金具整理に使っている箪笥です。

今から15年くらい前に古道具屋さんで購入したものです。

懇意にしていた古道具屋さんで、大きさもあったこと(邪魔?)と引き手が揃っていなかったこともあり

そこそこリーズナブルに譲って頂きました。

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入手してすぐに、不揃いだったり一部欠品していた引き手を

真鍮のカギ引き手で揃えて全て付け替えました。

50個分揃えたら、本体を買った値段より高く付きました・・・・・・



とてもお気に入りです。

今のお店を出した時、内装は全てこの箪笥を基準に作り上げました。



2006年6月3日土曜日

経年変化・・・・


SML
の黄色の一尺三寸口金ボストンです。



使い込んだ鞄をご覧になった方が、同じ革・同じ色をご希望下さり製作しました。

二年ほど使い込んだ鞄と、出来上がったばかりの鞄を並べて写真を撮りました。
型は、よりきれいなラインが出るようにと使い勝手の向上を考え、少しだけマイナーチェンジしています。



使い込んだ物は、黄色と言われてもにわかには信じられない(?)キャメルになっています。

身体に触れて擦れる側は、もっとツヤツヤですべすべになっています。



この革は、使い始めは少し色落ちのしやすい革ですが非常に革馴染みの良い革です。



色落ちもツヤが出てきますと落ち着いてきますので、存分にお楽しみ頂ければ・・・・と思います。



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2006年6月2日金曜日

ブログを始めます

鞄工房日下公司の店主です。

今までの掲示板からブログに切り替えて日々の徒然をお知らせしようと思います。

製作日誌や日々感じた事がらを中心に、私たちの作る物とその背景を感じて頂けたら・・・・と思います。

掲示板での投稿と比べますとペースが落ちるかもしれませんが、時折お立ち寄り頂ければと思っています。



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