エゾシカのことでこの数年交流のあるqeasy・エゾシカフェさん。
お店にはまだうかがう機会に恵まれないのですが彼は時折訪ねて来てくれます。
いつもは主にエゾシカ革のことで情報交換をさせていただいています。
そんなエゾシカフェさんがこんなプロジェクトを立ち上げました。(現在はパトロンの募集は終了しています)
エゾシカ肉でおいしい生ハムを作っちゃおう!というプロジェクトです。
シカも、妥協せず最高級の生ハムづくりを目指そうというのですから微力ながら協力させて頂こうとパトロンの一人になりました。
そして先日、出来上がった生ハムが届きました。
すぐに食べたい気持ちをぐっとこらえて、定休日の夜にゆっくり楽しみましょということで冷凍庫へ。
先日の定休日の夜、いただきました。
まずはそのまま・・・・・ということで
パッケージから出すときもそうだったのですが、薄くスライスされた生ハムがくっついてきれいに出せず・・・・・写真映りが良く無くって申し訳ない。
(半解凍状態だときれいに剥がせたようです)
あっさりとしているけれど味わい深く美味しい生ハムに仕上がっています。
豚の生ハムと異なり、赤身の肉の感じが良く感じられると言えばいいでしょうか。
薄さもありくっつくので、ちょうどその日に少し良いオリーブオイルを開けたのでちょっとかけて黒胡椒もはらりと。
付属していたレシピのおすすめにグリーンアスパラを巻いて・・・というのがあったのでHUGマート で道産のアスパラを入手しておき早速チャレンジ。
画像無しですがやはりお勧めレシピのイチゴと合わせてみたりもして楽しみました。
おいしかったなぁ。
もう1パックあるのでつぎはどう楽しもうかな・・・・
今回qeasyさんはCAMPFIREというクラウドファンディングを利用されました。
届いた生ハムに入っていたレポートにも書かれていましたが、今回のような手間をかけた生ハムは価格が高くなり過ぎ通常の製造・販売方法では成立しないのも現実でしょう。
そのため、今後継続して販売する目処は今のところたっていないとのこと。
この現実が、「エゾシカ肉」(ひいてはエゾシカ皮・革)の現実でもあると思うのです。
ただ、こういった地道な活動がエゾシカのいろんなことの認知と理解につながっていくんだと思っています。
実際今回の生ハム、金額換算したらけっこうな価格です。
パトロンになったのは私のお小遣い(笑)からの捻出ですが、家計費からだと躊躇する額だよなぁと思います。
でもこれがもう少しリーズナブルな価格で実現すれば、おいしい食材でちょっとしたギフトなんかにも使えて楽しいだろうなと考えたりしています・・・・
2014年4月23日水曜日
2014年4月13日日曜日
価格の表示
消費税が8%になり2週間ほどが過ぎました。
当初本体価格での表示としましたが、実際数日の営業日を過ごし税込み価格での表示の方が適当であると感じだしました・・・・
実際の支払い価格がイメージしやすい点。
複数点お求めの方への、支払い金額のお伝え。
レジでの処理。
お客様には外国からの旅行客の方も多いのですが、そういった方への説明・・・・
このあたりのことを考えて総額表示の方がややこしく無いと判断しました。
先日本体価格の表示とさせて頂く旨記載しましたが、今後は総額表示とさせて頂くことに変更いたしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
当初本体価格での表示としましたが、実際数日の営業日を過ごし税込み価格での表示の方が適当であると感じだしました・・・・
実際の支払い価格がイメージしやすい点。
複数点お求めの方への、支払い金額のお伝え。
レジでの処理。
お客様には外国からの旅行客の方も多いのですが、そういった方への説明・・・・
このあたりのことを考えて総額表示の方がややこしく無いと判断しました。
先日本体価格の表示とさせて頂く旨記載しましたが、今後は総額表示とさせて頂くことに変更いたしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ラベル:
鞄工房日下公司の日々
2014年4月11日金曜日
秘蔵(?)の革・・・・
工房の二階には大きく革を広げる作業台があります。
また材料もストックされています。
メインは革ですが金具や副資材も色々と積まれています。
実は三階というか屋根裏部屋もありましてそこにも色々とストックしていたりします。
今日ちょっと探し物をしていて三階のストック場を見ていたら・・・・なんだっただろうと思い出せない紙包みがいくつかありました。
広げてみたら、あら、この革ってまだ持っていたんだと言う感じで今は入手出来ない革を幾つか発見しました。
デッドストック的な革はある程度の種類と量を保管しているのですが、把握し忘れのものもあるのです(笑)
プイのアルペン。
ベネシアと並んで大好きだったクロム鞣しのカーフです。
張りがあるのですが柔らかみもあり、よく揉めば縫い返しの製品にもむく革です。
私たちの大好きな緑が残ってありました:)
続いてイタリアのタンニン鞣しのシボのある牛革です。
しっとりとオイルが含まれている革です。
バダラッシーのミネルバボックスに似た雰囲気の革ですが、タンナーも鞣し方も異なる革です。
当工房での取り扱いが終わってから十数年経つのでその間、眠っていた革です。
油分がブルームとして浮き上がり、熟成感がなかなかいい感じです。
黒とモカっぽい茶が出てきました。
この革の製品は随分以前に大きなトートバッグを作って使用していましたが、油分の多さの割りには手触りはあっさりとしていて、けれども使い込むと良い雰囲気の出てくる革です。
これらはバイーアを仕立てようかと思っています。
最初に挙げたアルペンの緑は、リュックでも作りましょうか・・・・・
形にする時が楽しみです。
バイーアは近々・・・・かなぁ:)
また材料もストックされています。
メインは革ですが金具や副資材も色々と積まれています。
実は三階というか屋根裏部屋もありましてそこにも色々とストックしていたりします。
今日ちょっと探し物をしていて三階のストック場を見ていたら・・・・なんだっただろうと思い出せない紙包みがいくつかありました。
広げてみたら、あら、この革ってまだ持っていたんだと言う感じで今は入手出来ない革を幾つか発見しました。
デッドストック的な革はある程度の種類と量を保管しているのですが、把握し忘れのものもあるのです(笑)
プイのアルペン。
ベネシアと並んで大好きだったクロム鞣しのカーフです。
張りがあるのですが柔らかみもあり、よく揉めば縫い返しの製品にもむく革です。
私たちの大好きな緑が残ってありました:)
続いてイタリアのタンニン鞣しのシボのある牛革です。
しっとりとオイルが含まれている革です。
バダラッシーのミネルバボックスに似た雰囲気の革ですが、タンナーも鞣し方も異なる革です。
当工房での取り扱いが終わってから十数年経つのでその間、眠っていた革です。
油分がブルームとして浮き上がり、熟成感がなかなかいい感じです。
黒とモカっぽい茶が出てきました。
この革の製品は随分以前に大きなトートバッグを作って使用していましたが、油分の多さの割りには手触りはあっさりとしていて、けれども使い込むと良い雰囲気の出てくる革です。
これらはバイーアを仕立てようかと思っています。
最初に挙げたアルペンの緑は、リュックでも作りましょうか・・・・・
形にする時が楽しみです。
バイーアは近々・・・・かなぁ:)
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