2007年2月28日水曜日

クロコの棒屋根の修理

スケジュールが押してしまい予定よりかなり遅れているのですが、クロコの棒屋根の修理を始めました。
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縫い返してある内縫いの部分のほつれがメインの修理です。
当然、裏地を外しての修理です。また、裏地も交換して欲しいと言う事です。
裏地を外すと言う事は、口枠を外すと言う事です。
こういった口枠の物は、縫ってある以外にも釘を絡繰って固定してある箇所が多数有るものです。
絡繰り留めは丈夫な固定方法です。逆に言いますと外すのも大変だったりします・・・・



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喰い切って外せない部分は、内側から絡繰った頭をヤスって削り落としたり、それでも無理な部分は釘の芯部分にドリルで穴を空けて中空にしていき外したり、まぁ色々な事を考えて作業を行っていきます。



ちょっとばかり無理な作業を強引にせざるを得なく、手が滑りざっくりと怪我もしたりしてしまいました・・・・
気を付けねば、です。



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今日は裏地を外すところまで進めました。
口枠はまだ胴から外れていません。縫い目や絡繰りを外す部分がまだまだ残っています。
予想はしていたものの、それを遥かに上回るかなり大変な修理になりそうです・・・・



裏地に縫い込まれていた銘は松崎です。






2007年2月27日火曜日

トートバッグ

大振りなトートバッグです。
口元は横幅が50センチ程度でしょうか。



どちらかと言うと女性向けかとも思うのですが、私はこの型が大好きです。
昔はいつもこのトートバッグになんでもかんでも放り込んでさまよっていました。





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かれこれ十数年作っている型です。
けれども向く革が定番の革ではなかなか思いつかないのです。
向くと思う革はなぜかいつしか廃盤になってしまいます。
今回は、フランスのクロム鞣の革でスポット的に入荷した革を使っています。



私が使い込んだ私物をご覧下さったお客様からのご注文です。
本当は、今回の製作に合わせてマイナーチェンジを加えてリニューアルして定番化して再リリースするつもりでいました・・・・
結局時間が無くオーダー分だけの製作となりました。残念・・・



2007年2月26日月曜日

ロミ・ユニ コンフィチュール

札幌丸善での個展の時代からのお客様が、オーダーのご相談でお立ち寄り下さいました。
当工房製品のかなりのヘビーユーザーのお一人です。



オーダーの相談を終え帰りがけに・・・・
「そうそう、これプレゼント。好きで以前から時折取り寄せしているのだけれど、イベントでこちらで販売していたので、差し入れに」と下さいました。



ロミ・ユニ コンフィチュールの、Anniversaire(アニヴェルセール) ・いちごとフランボワーズのジャムです。



明日までチョロンさんでJam Paradeという催しをやっているようです。



実は先日行ったバンケットで、シェフの若杉さんとこのコンフィチュールの話しが出たのです。とてもおいしいですよと聞いていて、丁度食べてみたかったのでした。



とてもサラサラでおいしく、ぺろっと食べてしまいそうです。
あと一回分ってとこでしょうか・・・



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2007年2月25日日曜日

夢塾、その後・・・・

夢塾の切り抜きを手にされたお客様がいらっしゃいました。
東京からのお客様です。
「あ、写真の人だ!」と嬉しそうな顔をされて私の顔を見ています・・・
鞄をオーダーしたいとのことですがまだ漠然としている様子。色々とお話を伺っていますと、どうやら私が最近暖めている鞄のイメージと近いようです。





当工房で製作しようと考えている型・デザインはたくさんあるのですが、定番品の見直しとその製作・オーダー品(定番品の受注製作含め)の製作に追われ、なかなか新しい型の提案をする時間が無いのも事実です。
一年で2型でも、リニューアルと新作がリリース出来れば良い方かと思っています。



今日のお客様は、とりあえずどんなお店か見たかったと言う事でお立ち寄り下さいました。お話ししている中で、かなりオーダ−モードに気持ちが傾いているご様子。
型は私も最近つとに形にしたいと思っている型に近いようなので、もう少し詰めて打ち合わせをしたいところです。
お客様は今夜は他にも予定があるようで時間がこれ以上とれないようで、明日帰る前にもう一度お立ち寄り下さるとのこと。
とりあえず床革で叩き台の叩き台のようなダミーを作ってみました。
方向性を確認する為だけのものなので、そうとういい加減だったりしますが、打ち合わせの叩き台にはなるかなと思っています。
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2007年2月24日土曜日

久々にバンケット

フランスに居るFさんが所用で札幌に帰ってきました。
靴の訓練校の台東分校の後輩にあたる娘で、その後イタリアに渡り靴職人の元で仕事をし、今はフランス・ボルドーでフランス人のパートナーと靴の仕事をしています。
来月上旬にはまたフランスに戻ります。



先日私が靴を作ってもらったH君を紹介しておきたかったこともあり、二人を誘って食事会をしてきました。



二人ともお互いに、折々に色々な人からそれぞれの話しを聞く機会があるようで、初めて会う機会だけれど初めてでないような・・・・
和気あいあいと楽しい食事会でした。



しばらく顔を出せていなかったこともあり場所はバンケットにしました。
フランス在住のFさんなので、和食系とかの方が良いかなぁとも思ったのですが気に入って頂けた様子で良かったです。
今夜もおまかせで頂いてきました。もちろんとてもおいしかったのですが、今夜は話しがメインで料理の記録(?)をとる余裕が無かったので、写真だけでご勘弁を。



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2007年2月22日木曜日

馬蹄型小銭入れ

定番の小物を製作中です。
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去年の10月頃に組んでいたスケジュールでは、今頃は店頭用含め十数個まとめて作っている予定でいました。
けれど、結局はオーダー分しか作る時間が無いようです。



ミュージックケースなどの定番の鞄も、数本まとめて作るつもりでいたのですがこちらもオーダー分のみとなっています。(おまけに一本は革が気に入らず、新たな革の入荷待ちにして頂きました・・・)



なんとか早くスケジュールを回復したいものです。
けれども、来月早々には法事が控えておりますしまたお休みを頂く事になっています・・・・
気持ちを落ち着けて少しずつ進めていきます。



2007年2月20日火曜日

桃の花

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お店の入り口に、桃の花を飾りました。
春を先取りです。




2月末から3月上旬、数日間お休みを頂きます。
今年は1月から休み続きで皆様にはご迷惑をおかけしています。
どうぞ宜しくお願い致します。



2007年2月19日月曜日

缶マニア

湯島の花月のかりんとうの缶と、蔵前の八百屋せんべいの缶です。
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昨日、晩ご飯を食べながらテレビを見ていましたら湯島の特集をやっており、その中で花月が取り上げられていました。
缶を作る工場も出ており、へぇーっと思い見ました。
工房には、これらの缶もあちらこちらに並んでいます。


花月の缶は他に紫もあるのですが、こちらはまだ未入手です。
ま、欲を言えば丸缶も他のサイズもあるようですし平缶もあるのでまだまだ勢揃いには時間がかかりそうです。



2007年2月18日日曜日

ダレスバッグ

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ようやく完成です。
実は昨日も体調不良で一旦お店に出たものの、その後熱が上がり病院行き>>寝ていました・・・
明日には、写真撮りして梱包・発送の予定です。
お待たせ致しました。到着をお待ち下さい。



2007年2月15日木曜日

ダレス2

もう少しです。
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一昨日から38度の熱が出ていたので、昨日は朝一番で病院に行き診てもらい薬を貰ってきました。
海外出張から戻られてその足で来札された関東からのお客様(当工房への打ち合わせのためだけにご来札との事・・・・>やり過ぎです)からのアポがあり、朝一で打ち合わせをしたいと言う事でしたのでお店に顔を出して少し打ち合わせをさせて頂き、その後は休ませて頂きました。
半日休んだおかげで、今日は本調子では無いものの熱も下がりましたので仕事を進めていました。



けれどもなかなか追いつきません・・・・
明日も頑張ります。



2007年2月12日月曜日

ダレス・・・

定番品の一室のダレスバッグの製作中です。
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お待たせしております・・・・
もうしばらくお待ち下さい。



名古屋での催事の際にご利用下さったお客様が、雪祭りに合わせて御来札下さりお立ち寄り下さいました。
有り難うございます。
こういった再会もとても嬉しいものです。



また、今日は名古屋で知り合った同業者のかたからお見舞いのメールも頂きました。
一つ一つの出会いの大切さを感じています。



2007年2月11日日曜日

靴2





今回、もう一つわがままと言うか、やってみてもらった事があります。
アッパーの革をこちらの持ち込みでお願いしました。
私が寝かせておいたカールフロイデンベルグのカーフです。
H君も、ぜひ釣り込んでみたいというのでやってもらいました。
想像以上に化けました。
おそるべし、カールフロイデンベルグ・・・・



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他の点は、全てやりたいようにやって下さいとお願いして製作してもらいました。



今日一日履いてみました。
お店(工房)の中で半分は座っての作業ですから、慣らし履きには丁度良いかなと感じています。
なかなか馴染んでいます。



2007年2月10日土曜日

以前からお願いしていた初のビスポークの靴が出来上がってきました。
田舎の工房時代にも訪ねて来てくれた事のあるH君。
東京・イギリスと靴の修行をして札幌に戻って来た彼にすこしでも力になれる事があればと思っています。
彼自身の工房を立ち上げるのにはもう少し時間が掛かりそうですが、紹介していければと思っています。



今回は基本的には彼らしいラインの物が欲しかったのでおまかせで進めてもらう予定でした。
けれども少しは希望を言って欲しいと言う事でしたので、ほんのちょっとだけ(?)わがままを伝えてあります。
内バネのフルブローグ。パーフォレーションで少し遊んでください。
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パーフォレーションのテーマは玄武。
トゥの部分に亀、踵の縫い割りの左右にまたがるように蛇が居ます。



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そうして出来上がって来たのがこの靴です。
とても満足しています。
明日以降、もう少し詳細を載せておこうと思っています。



仮縫いの話しあたりから、「出来上がったら是非見たい」「紹介して欲しい」とのお話を靴もお好きなお客様(やはり結構多いのです)から頂いています。
この靴はお店履きのローテーションに加えていますので、お店に来て頂ければご覧頂けます。ご覧になりたい方はお声がけ下さい。





2007年2月9日金曜日

型紙修正

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スケジュールが押しているのですが、製作中の定番品のパーツの型紙修正をしています・・・・。
ほんの僅かな部分ですが、気になりだして結局型紙を修正しています。
これから芯を削っていく所です。
昨日も今日も休日出勤で製作中ですが、スケジュールはまだまだ遅々として進みません。



一昨日夜、piroが帰ってきました。
けれど心労からか昨日は不調で、病院に行き休んでもらいました。
今日から復帰してくれましたがまだまだ本調子では無いようです。
心配ではあるけれども、二人で居る工房がやはり私たちらしい工房なのです。
二人で頑張って行こうと思っています。



2007年2月7日水曜日

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修理でお預かりしているクロコの棒屋根ボストンバッグの鍵です。
鞄の本体の修理以外の部分で、鍵を紛失してしまったのだけれどどうにかならないかと相談を受けています。
実はこのクロコの棒屋根、私が資料として持っている古い棒屋根(これは三越「呉服店」の牛革製)の口金の錠と同じ形状で、鍵も合うのです。
それで、その鍵を元に真鍮で作り直してみてもらっています。
けれど、こういった「いい加減」な鍵なのに、微妙な塩梅で掛かったり掛からなかったり・・・
先日3本作って来てもらい一本が私の棒屋根に合ったのですが他二本は私の物にもクロコの物にも合わなかったのです。
それで、微調整してもらっていたのですが今回は残り二本中一本が合いました。
けれど、掛かりが甘いので二本ともやはり再々調整してもらう事にしました・・・・
鍵の作製もまた、一ヶ月くらいかかりそうです。
肝心の私の修理作業も、スケジュールの遅れから手つかずです・・・・



とにかく少しずつスケジュールを進めて行きます。



2007年2月6日火曜日

革・・・

一年に一度ほど、お仕事の絡みで来札されてお立ち寄り下さるお客様がいらっしゃいます。
元々は札幌ご出身で今は関西にお住まいとのこと。



今回はフルオーダーのご相談を頂きました。
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色をコンビにすることにしたのですが、組み合わせでお悩みです。
革の色とステッチの色。
好みもありますから、何が一番とは言えません。
組み合わせも、すぐに数百・数千通りになってしまいますし・・・



選べると言う利点がお客様を悩ませる種にもなってしまいます。
ま、悩むのも楽しみのうちなのご様子です。



2007年2月4日日曜日

ごはん

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しばらくの間、一人暮らしが続きます。
でも、ごはんをちゃんと炊いてお弁当も作っています。
今朝、作ったお弁当を携帯で撮って送ったら「野菜が足りない」とダメ出しを出されました・・・・
明日はちゃんと野菜も入れます。




以前、田舎の工房暮らしだったころは、お釜でごはんを炊いていました。
札幌に移ってからは、場所の事もありお釜での炊飯はやめましたが、代わりに小振りな炊飯用の土鍋を使っています。



朝、一日分のご飯を炊いています。
朝ご飯とお弁当・夜食の小さなおにぎり分と、1.5合炊いていますが、量が少ないと炊き加減が難しいです。
ついつい焦がしてしまいます・・・・
ま、おこげは好きだから良いのですが、お弁当にはあまりむかないかなぁと言うのが正直な感想。
二日続けておこげご飯にしてしまったので、明日こそ・・・・と思っています。



2007年2月3日土曜日

2007年2月2日金曜日

読売新聞 夢塾

先日の読売新聞日曜版の「夢塾」という記事で紹介して頂きました。
メインはご存じjapanbag.comの太田垣さん
私はオーダーメイドで鞄を作る際の私なりの考えをちょちょこっとアドバイス(?)させて頂くポジションです。
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1月28日版でした。
訃報に接し通夜に間に合うように上京する朝のことでした・・・・
「読んだよ!」と携帯に連絡を下さった恩師の革靴職人様からの電話を受けたのは空港で搭乗前に電源を切ろうとした直前でした。「頑張っていますね」というお言葉に、悲しいお知らせで返事をせざるを得ない私でした。



丁度掲載された日から数日の間工房を留守にしていました。
お店の留守電に入っていた何十件かのメーッセージのなかには、新聞をみてお問い合わせを下さった方が少なからずいらっしゃいました。
今日留守電を聞き、連絡先を入れて下さった方々には連絡をさせて頂きました。
連絡の取れなかった皆様、申し訳ございませんでした・・・



寝ている祭壇に新聞を置けた事で、少しでも親孝行になったのかなと思うようにしています。







2007年2月1日木曜日

愛用してくれたもの

piroの父が生前愛用してくれたお財布です。

当工房としてはどちらかと言えば珍しいオーストリッチのお財布です。

札幌にお店を出す前くらいでしょうか、プレゼントした物です。
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型は今は定番から外しているファスナータイプです。



気に入って愛用してくれていたのは時折会う時に目にして知っていました。
先日来入院していた時も、病院に持って行った身の回り品の一つだったようです。
とても馴染んで良いツヤが出ています。



当工房は、基本的には私と妻の二人で製作して運営しています。
良くも悪くも、この二人だからこそ可能な私たちらしい工房とその製品なのだと思っています。
ただ、こういった規模でこういったかたちで営業していますと、何かあった時にはお客様にどうしてもご迷惑をお掛けしてしまいます・・・・
以前私が入院した時もそうでしたが、今回のように身内に何かがあった時などもやはりそうです。
極力ご迷惑をお掛けしないようにスケジュールを考えていたのですが、遅れてしまう一方ななか今回はどうしようもありませんでした・・・



納期を守れずにご迷惑をお掛けしました皆様、お問い合わせを頂いたにもかかわらずお返事が遅れています皆様、本来ならば営業しているはずのお店にお立ち寄り下さった方々・・・・
ご迷惑をお掛け致しました。



またご心配やお悔やみのご連絡を下さった方々、この場を借りてお礼申し上げます。



当面の間私一人の体制で仕事をしています。遅れてしまっていますスケジュールを少しでも回復したいと思いますが、しばらく時間が掛かりそうです。
まだまだご迷惑をお掛けする日が続いてしまいそうです。



どうぞ宜しくお願い致します。



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