2007年7月31日火曜日

製作中・・・

先日来のシンプルなトートバッグを製作中です。
ドイツのゴートを使用しています。
この革ももう今後は入手出来ない革だったりします。
小判ですのでお財布や小物のケースなどに向きますし、とても雰囲気の良い革です。
今回は小物では無いですので、数枚使って贅沢に表に中にと使いまくりです。
胴は、それぞれを各一枚の革に型入れしています。





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2007年7月29日日曜日

闇月創房

今日7/29、「てしごといちばホッチポッチマーケット」というイベントが行われています。
道内在住のクリエーターたちの作品の展示販売のイベントです。
以前は当時のお店の裏手のビルの地下のイベントスペースで開催されていましたが、今回からは旧笠原楽器店跡の「さぱらホール」で行われています。
10:00からでしたのでお店の開店前に寄らせていただきました。
開場したばかりで、さぱらホールのオーナーのT氏も会場外にいらしてちょっとご挨拶。
なぜだか数年前からご縁のある方で、今回もちょっとお会いできてよかったです。



さて今回立ち寄っておきたかったのは闇月創房 さんが出展されていらっしゃったからです。



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お話ししながら見せていただき、きょうはこれを頂いてまいりました。



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真鍮のおたまじゃくしです。画鋲になっています。





イベントは今日の18:00までです。
ご興味のある方はどうぞ!



レガンス89s

パイロットのレガンス89sの?ちょっと変わった物です。
色違いの2本のレガンスのキャップと軸を組み替えた物です。
時折お立ち寄り下さるF氏からプレゼントしてもらいました。



この逆の組み合わせを氏は当工房のクロッキー帳カバーと楽しんで使って下さっています。



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小振りなことと、氏にもお使い頂いているクロッキー帳カバーはpiroが永年使っているカバーがモデルなこともあり、今回の頂き物はpiroのもとへ・・・・
左利きのpiroですが、さほど引っ掛かりも感じず使えるようです。
機会があればもう少し調整してもらうともっと気持ちのよい書き心地なのかも知れません。



万年筆には大丸藤井セントラルオリジナルカラーインクの「もみじ」を入れて使ってみています。
いいなぁー、と言うのが私の正直な感想です。



2007年7月26日木曜日

トートバッグ2

昨日型紙を起こしていたトートバッグの床革での試作です。



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ごくごくシンプルな型です。
けれども手縫いでなくては出来ない部分を盛り込んでありますので、この試作自体はミシンで可能な範囲での再現としてあります。
全体のバランスと入れる予定の物が入るかを試作で確認しました。
結果、サイズの再検討をしています・・・・



2007年7月25日水曜日

トートバッグ

ごくごくシンプルなトートバッグの製作をしています。
フルオーダー品です。



シンプルなものとは言え、型紙もそれなりの枚数となってきます。



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内容によるのですが、原寸図を描きプランを立て型紙を起こして行きます。
場合によってはテストピースや試作を行います。
そうして、バランスや革の質感の出し方や仕立ての方向性の確認をして、必要な修正を施して製作に移ります。
今日は一日図面とプランの検討と型紙で終わりました。
明日は試作をして具合をみてみます。



2007年7月23日月曜日

カートリッジバッグやフィッシングバッグ

当工房の製品にはしばしば、擬宝珠(ギボシ)と尾錠(バックル)を使ったベロが付属する製品があります。
今回のカートリッジバッグやウエッブには未掲載のフィッシングバッグなんかがそうです。
尺五の口金ボストンなんかもそのバリエーションと言えます。



こういったタイプの開閉ですが、ギボシでもバックルでもどちらでも可能です。
どちらかと言いますと、ギボシでの開閉を想定しています。



ほんの少しの慣れが必要ですけれど、慣れると楽ですよ!






開け閉めの感じです。



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開ける時には、カブセの部分を少し押さえる感じでベロに手を掛けます。






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そうして、外す方向に引っぱり開けます。






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閉める時には、逆の順序です。
ギボシに、ベロの穴を合わせて押さえて行きます。
その時に、少しカブセの裏側から押さえ上げる感じとでも言いましょうか、そういった感じで力を受けてあげるとやりやすいようです。



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2007年7月22日日曜日

久々のカートリッジバッグ

オーダーがあり、カートリッジバッグを作りました。
合わせて一本、店頭用のサンプルを作りました。
ド定番と言える製品は、サンプルとして最低一本は店頭に置いておけるように出来ればと思っています。(難しいかなぁ・・・)



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お財布を中心とした小物は、そういった感じでお手に取って見て頂けるようにほぼ一通り準備が出来ました。
これからは鞄類も出来るだけそうしておきたいと思っています。







話し変わって今朝のこと。
朝一番のお客様。不思議な方でした。
四国から歩いてこちらにいらしたとのこと。
五十前後という感じの方。
良いお店ですねと仰って下さり、自分のお客様のなかにも京都や新潟にこういった仕事をされている方が居るとの話し。
占いを生業としていてこの後潮祭りのある小樽に行こうと思っているとのこと。
(あ、こりゃあ見料云々と言うことになるなぁと思いました・・・・)
話しの流れで、手を出してとのことで手を出してしまいました。
実は毎朝「目覚まし占い」を見、新聞の占い欄のラッキーカラーでその日持つバンダナの色を決める私です。
まぁたまには見てもらうのもいいかとも思っていましたので・・・・流れに身を任せお話を聞いてみました。



私は73〜75くらいまではこの仕事をやっていられるそうです。
晩年には財を成していて安心の老後だそうです。
腰を悪くしがちなのと、胃腸の心配はしておいた方が良いとのこと。
piroとの相性は非常に良く、piroの方が強いので、彼女に従うのが良いらしいです。
piroも手を見られ、その結果はとても健康に過ごせるようです。(良かった!)
ま、仲良く晩年を迎えられるようです。
その他、ちょっとプラベートなことでなるほどという感じのことを言われ、話しの種としては十分な時間を過ごさせて頂きました。
お気持ちがあれば・・・・とのこと。お二方それぞれ一人千円の見料を普段は頂戴していますが一人分で結構とのこと。
この地での生業でお金がそれなりに入ったら、次の地に移る前に財布を買いに来ますと言ってお店を出て行かれました。
来て下さる日を楽しみに待っています。
(また何年かしたら、日本をぐるりと周り再び訪れてくれるのかも知れません・・・)



お店をやっていますと色々なことがあるものです。



2007年7月20日金曜日

MacBook

MacBookです。



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お店で使っているiBookがここしばらく不調で、先日はメールのデータが吹っ飛んでしまったこともあり導入を決意しました。
当たり前ですがサクサク早いですし、最初のセットアップがどんどん簡単になっているのですね。



とは言え、今までと同様の環境を作るためソフトのインストールやデータの引っ越しやら色々と時間が掛かります。
ここ数日ブログの更新も無く過ごしていたのはこのような背景がありました・・・





以前、クラシック環境のMacからOSXのiBookに乗り換えた時はデータの移し替えがとても大変でした。
色々と設定は必要なもののLANケーブルで繋いで互いのハードディスクが見えるということだったのですが、どうやっても見えません。
自分のやり方が間違っているのだと思い、あれこれ何日かやってみたけれどお手上げでした。
量販店に居たMacのスタッフに相談したところ、かなり専門的な知識を持ってやらない限りはクラシック環境のMacとOSXのMacは繋いでも見えないので、「見える」と謳ってはいるものの事実上「見えない」と思って欲しいとの答え・・・・
それでウエッブのストレージサービスを使ってデータを運んだのを思いだしました・・・・



今回はFireWireで繋いで簡単にお引っ越しです。
ま、それなりのデータ量なのでまだ終わっていませんが・・・・
今週中は家で過ごす時間はこれらの作業に掛かりっきりで来週からお店でのMacBookデビューとなりそうです。



2007年7月16日月曜日

一ヶ月経ちました・・・

お店・工房を移転して一か月が過ぎました。
ご迷惑もおかけしたことと思いますし、多くの応援と言いましょうかお心遣いも頂きました。
本当に有り難うございます!



今の姿です。
まだ少しずつ変わって行くと思いますし、色々と変えなきゃいけない点も思っていますので楽しみにしていて下さい。





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外からの全景です。


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入り口の感じです。
細かく色々と家具系の真鍮の金具がセットされて増えています。


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ウインドウ越しに店内を見てみます。
通りすがりにウインドウ越しにじっと見て行かれる方が多くいらっしゃいます。



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ジロもウインドウで注目を集めて頑張っています。



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こんな感じで作業風景も見られているのです・・・・



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商品とともに資料も展示してあります。



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接客&なごみのスペース。
まだ今一つ上手に活用出来ていないのです。
自然にここにお座り頂けるよう誘導出来れば良いのですが・・・・
それと、このテーブルの天板を革で包む予定でいるのですがなかなか時間が取れません。


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吹き抜けはやはり作って大正解でした。
自分たちで見上げてもとても素敵な空間になったと思っています。



一ヶ月過ごして感じたこと。
やはり路面店はすごいと感じています。
以前のビルの二階のお店も大好きでした。ひっそりとした感じもお気に入りでした。
ただこの1・2年は人気のビルになったこともあり、ビル探検のお客様が増えて当工房にもそういった方々は流れて来て下さっていました。
難しいところなのですが当工房のようなお店は、お客様が多く流れて来てくれれば良いとは一概に言えません。
販売・接客だけでは無く作ることもしていますから、手が止まってしまう・作業の流れが分断する時間が増えることは微妙なことでもあります。
ですので、ビル探検でビル内の全てのテナントを覗いて行かなければ気が済まない方のルートになってしまったことはちょっと辛い部分もありました。



路面店になりますと当然入店して下さる方も増えても居ます。
けれど、ウインドウが大きく店内や商品がが外からもよく見えること・やはり入り難い雰囲気の店であること、これらの点から思った程は冷やかしのお客様は多くは無いと感じています。
前の店はビルの二階だったこともあり行き難かったけれど、これでようやく来られました・・・と仰って下さるお客様が複数名いらっしゃいました。


製作時間の配分と作業スペースの整備が進めば、きっと今まで以上に良い状況で仕事が出来るようになると思っています。
まだしばらくは多々不備もあると思います。



これからもどうぞ見守って頂ければと思います。



2007年7月15日日曜日

小銭入れ

定番の小銭入れの型の一つです。



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作る時にはある程度まとめて作るのですが、気が付くと欠品しています・・・・
欠品してしまっている製品は受注製作になってしまうわけですが、ご注文頂いた時に製作スケジュールを組みある程度のお店用の現品も作るようにしています。
ただ、やはり量産(?)には向かない当工房のこと、これくらいがいっぱいいっぱいです。



欠品中の定番品もたくさんあるのですがなかなか見本用すら準備出来ない日々が続いています・・・・



2007年7月13日金曜日

豊平峡温泉

今日はちょっとした備品を買いに札幌の南区まで行く用事がありました。
同じ札幌とは言え、あまりあちこち出歩かない私たちにとってはなかなか足を伸ばさない方面だったりいたします。
せっかくそちらまで行くのだからもう少し先まで行ってちょっとのんびりして来ようかと言う話しになりました。



定山渓温泉街を過ぎ、その先の豊平峡温泉に行ってきました。
源泉100%かけ流しのこの温泉、露天風呂は大きくてワイルドでなかなかいいお湯です。
お昼前に着き一時間程お湯に入り、それからお昼ご飯です。
この温泉、お湯以外にもう一つ魅力があります。
インド人シェフが作るなかなかおいしいカリーが食べられます。ナンもなかかです。



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piroはチキンマクハンワラ(タンドリーチキンの入ったカリー)、私はキーマ(写真手前)をチョイス。
それと、ハスカップジュースも頂きました。



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どれもおいしく大満足でした。





さてその帰り。
当初の目的の備品を買いにとあるお店に行きました。
南区にあるこのお店の住所を見たときUさんのことを思いだしました・・・







Uさん。札幌では珍しい製甲屋さんです。
製甲とは靴のアッパー部分を作る作業です。
以前は東京で仕事をされていたとのことですが私たちが北海道に戻った頃と同じ頃に札幌で仕事をはじめられていらっしゃいます。
何年か前にお店に訪ねて来て下さりそれからお付き合いさせて頂いています。
靴と鞄と分野は異なりますけれど、東京から北海道・札幌に仕事場を移してやって来られたのはとても大変なことだと思います。
そのUさんの仕事場がこのあたりなのです。
突然の訪問の連絡にも快く対応して頂きお邪魔してお話をしてきました。
cagraさんの話しや今東京で頑張っているY君の話しなどを交えながら近況報告。
札幌で革関係の仕事に携わっている人たちでいい形で交流が持てて、協力や情報交換が出来ていけたらなと思っています。





2007年7月12日木曜日

ピリカTシャツとGEL-COOま

ピリカTシャツ」と「GEL-COOま」というランチボックスです。



このランチボックス、フタに保冷剤が仕込まれていてフタを凍らせて使用する
ことフタそのものが保冷剤となります。
この時期、活躍してくれることと思います。



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GEL-Designという会社の製品です。
札幌スタイル認証制度に、このランチボックスの元となっている保冷剤一体型ランチボックス「GEL-COOL(ジェルクール)」が認証されています。
(ちなみに札幌スタイルには当工房のスターも認証されています・・・)



2005年に札幌市円山動物園で誕生したホッキョクグマのオス「ピリカ」(現在はおびひろ動物園に居ます)。その顔をデザインしたピリカTシャツと「GEL-COOま」
売り上げの一部は円山動物園のエサ代として寄付されるそうです。



キャラクターとしてもなかなか完成していて気に入っています。







2007年7月11日水曜日

クロッキー帳カバー

小さなクロッキー帳のカバーです。
ウエッブでは未掲載ですが定番品です。



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画像のものはいつもお世話になっている大丸藤井セントラルのF氏にお使い頂いてるものです。
今日、フラッとお立ち寄り下さり使用感をお話し頂いた際に撮らせて頂きました。
ペンはパイロットのレガンス89sのようですが、キャップと軸を二色独自に組み合わせて楽しんでいるもののご様子。さすがです。
(ちなみに私もベクターやサファリでパンダ組みを楽しんでいます・・・・)




こういった使用している具合を見せて頂けるのは至福の一時です。
とても楽しんで使って頂けているのが見える時は私たちも本当に嬉しいものです。
あ、もちろん苦言やご提案もお伝え下さいませ。
少しでも良いものや楽しんで使っていけるものを作っていきたいものです。



2007年7月9日月曜日

真鍮の戸当たり

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真鍮の戸当たりです。
ドアノブと同じ時に入手したものです。
築数十年の古くて素敵な立派なお宅が取り壊されてしまう際に、ドアノブや大きな蝶番やこの戸当たり、フックや郵便投入口やらなにやらを外して来て保管してあったものです。



当たりのゴムパッキンは劣化してしまっていたので、適当なパッキンを探そうと思ったのですが、これも「そうだ!!」と思いつきました。
やっぱ、革で作ってしまえばいいのだと。
傷んだらまた作ればいいのですし。
ちなみに使った革はドイツのタンニン鞣しの革でメテオールという革です。
もう随分前に輸入が終わった革です。
この革もかなり好きだったのです。





本当はマイナスネジで留めたかったのですが、合うサイズのものが見つからず・・・・
ちょっと残念。



2007年7月8日日曜日

麻糸のケースあらため・・・

しばしば関東からいらっしゃるお客様。
いつもは赤い革に黄色のステッチでオーダーされるのですが、今回はヌメに黄色のステッチです。
手縫い用の麻糸を入れているケースを見て、それにどうやらジュエリーを入れることを考えられたご様子。



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少し径を小さくし、高さもグッと低くしています。
全部で10個・・・・
全部出来上がるまではまだ時間が掛かりそうです。





2007年7月6日金曜日

フノリ

定休日でしたが仕事をしていました。
実は昨日、ローカル紙の札幌圏にこのあたり狸小路8丁目界隈のことがちょこっと載りました。
そんなこともありシャッター半分閉めていても、訪ねて来て下さる方がいらっしゃいます。
有り難いことです。



さてこのお店になって変わったことに水回りがあることは先日も書きました。
私たちの仕事、色々と水を使います。
コバの処理に使うフノリを煮溶かしたりすることもあります。



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前のお店では共同の水回りでしたので、さすがに鍋で煮たりとかまでは出来ませんでしたので、家で煮て持って行っていました。
必要な時に、その場で煮られること・・・・
些細なことですが、やはりストレス無く嬉しいものです。



2007年7月5日木曜日

開店したcagra

昨日7/3に開店したcagraさん。
オープン早々と言うことでこの水木は定休日ですが開店しています。
今日、様子を見に立ち寄ってきました。
ドアの上に看板も付いていました。



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オーダーが主な為サンプル的な靴が展示されています。
小物やメンテナンス用品の販売もしています。



少し場所が分かりにくいかも知れませんがとても雰囲気のある場所です。
早く多くの方に知ってもらえるといいなと、陰ながら応援しています。



2007年7月4日水曜日

カードホルダー

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片面に11枚のカードが横向きで入ります。
開くと両側で22枚入ります。
これだけ入れば、かなり整理がつくでしょうね・・・
開いた状態で高さ約185ミリ×横幅約220ミリ。
二つ折りにした状態で高さ約185ミリ×横幅約110ミリ弱。
カード入れ部分はかなり革の枚数が重なるのですが、漉きと構造の工夫でかなりスッキリとした薄造りなコバにまとまりました。
カード入れ部分の裏側は全体の大きさのポケットとなっています。
カードの利用控えやお札も入りますから札入れとしても使用できます。。



顧客の方との詰めで決めたカードケースです。
既に他の方からもご注文を頂いていますし、今後定番とします。



2007年7月3日火曜日

GET CRAZY SPECIAL

昨夜はBESSIE HALLで行われた、GET CRAZY SPECIAL松竹谷清バースデイライブに行ってきました。



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私たちの大好きなキヨシさん。
50歳のバースデイライブです。
とても楽しい素敵なライブでした!
松永孝義さん、ピアニカ前田さん、エマーソン北村さん、ケメさん。
とても豪華なメンバーです。こんなメンバーで札幌の小さなホールで見られることのカンドー。





私が19の頃だったでしょうか。下北沢のいーはとーぼで知り合いそ、してレイズブギ・・・・それから25年のお付き合いです。
下北あたりで呑んだくれていた頃幾度と無くキヨシさんの部屋に泊めてもらったことを思いだします。
大袈裟と思われるかもしれないけれど、キヨシさんが札幌に戻り変わらず続けて来たことが私の一つの目標でした。



出身は北海道とは言え何の基盤も無い北海道に戻って鞄を作っていこうと思った時、本当は不安で不安で仕方がありませんでした。
やっていることは全然異なる世界であれるけれども、キヨシさんの存在はとても大きかったのです。





とても幸せな夜でした。



2007年7月2日月曜日

シボリの万年筆ケース

土曜日の夜に偶然通りかかり入って来られた東京からのお客様がいらっしゃいました。
近所のホテルに宿泊していてたまたま通って気になったので入って来られたとのこと。
いろいろとご覧になられたなか、ペンケースを納めてあるガラスケースに目がとまったご様子。
シボリの一本差しが気になったようです。
今はシボリの一本差しは3本あるのですが、そのうちの一本(黒)はキングプロフィットが納まります。なので、モンブランの149もペリカンの1000も入ります。
他の二本はそこまで太軸は入りません。
チョコの色が気に入ったようなのですが、その方がいつもお使いのペリカンの800(宿に置いて来てしまっていたようです)が入るかどうかが分からないので悩んだ結果お帰りになられました。



今朝10:00頃開店準備をしお店の前を箒をかけていますと前夜のお客様が通りかかりました。
もうやっていますかと聞かれ、開店前でしたがお寄り頂きました。
鞄からいつもお使いのペリカンの800(800ベースのイカルス!ですよね?)をお出しになり、チョコの一本差しに入れてみました。



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ちょうど良い具合に納まりました。
このペンケースの作り方の説明をする為に、オレンジの作りかけ(シボッた状態)のパーツをお見せいたしました。
その方、オレンジのケースがお好きな様でその時もオレンジ色のペンケースをお使いでした。
このペンケースはオーダーはお受けしていないので現品のみの販売です。
現品のチョコと悩まれたようですがやはりオレンジがお好きなご様子。
オレンジが出来た時に知らせて欲しいと言うことで今回はお帰りになられました。



オレンジの一本差しに納まるときれいだろうなぁ・・・・と私も思った次第です。



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