2007年3月16日金曜日

ミュージックケース

定番のミュージックケースを少し変えたものです。
革と仕様を少し変えて制作してみました。
R0013178









R0013182










ある意味では初心に帰った作りとなりました。
裏地も無しで、外ポケットも内ポケットも無しにしました。



イタリアのタンニン鞣しの革を使っています。
ダブルバットで3ミリ以上の厚みがあります。



ヌメでこれ位の厚みが有りますと、バーンとした張り感が出てくれます。
この感じは、他ではブライドルレザーを元厚で使わないと出せない感じです。



ミュージックケースは、個人的には出来るだけシンプルに作りたい型の一つです。
素材感を生かし、革の張り感で存在感が出るのが好みです。
そういった点では、今回使用した革はかなりイメージ通りです。
色も、黒・チョコ・茶と基本の3色展開が可能です。



こちらも定番展開に加えようかと思案中です。


ネックは革の価格が1.5倍ほどすること。
もう一点、メンテナンスが少し難しい点。
少しクセがある革と言えますので、そのあたりの理解をうまく頂けると良いのですが・・・・
当面は、対面販売での使用にしておこうと思っています。



けれどこの存在感はなかなかです。





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