火曜日は残業をせずにヒロコさんと食事に出かけました。
エゾシカ肉が入荷していることを確認してバンケットさんに予約を入れていたのです。
先月行ったエゾシカ革の製品展の時にあらためて思ったのですが、もっと私たち自身もエゾシカ肉を食べる機会を多く持つことも大事だと思っています。
あの後も、エゾシカ肉のハンバーグを提供するお店にランチに行ったり、エゾシカ肉の佃煮(今度紹介します)を食べたりしていたのです。
革の多くは食肉の副産物です。
いわゆるエキゾチックレザーの一部など、そうじゃないものもありますが多くはそうなのです。
少なくとも自分たちは革を使う以上、肉を食べることも含めて生き物と向き合っていこうと思っています。なので出来るだけ、自分たちも使う革の肉は食べる機会を持とうと思っています。
エゾシカの問題を考えるとき、私たちは自分たちの仕事に引きつけて考えることが多く、革のことを最初に考えています。
でも、それだけではなく、少しでもエゾシカ絡みの事がらが廻っていくように微力でも行動していこうと思っています。
それが、結果としていつかエゾシカ革の流通につながると思っています。
そのためにも、食する機会を多く持とうと思います。
とか言いながら、本当はおいしいものを食べたいという食い意地がはっているだけなのですケド。
まぁ、そんなことを理由にバンケットさんに出向いたわけです。
エゾシカ肉の料理を組み込んでもらい若杉シェフにおまかせでお願いしました。
オクラとエスカルゴの串カツ アンチョビソース
トリュフ風味のスクランブルエッグ グリーンピースの泡
ソイのポワレ カブのグラッセ
アサリのソースにはカブのオイル!を使っています
オイルをかがせてもらったのですがこれがまた不思議な香り
黒トリュフとアワビのリゾット
そしてエゾシカ肉 当たり前なのですが臭みもなく柔らかくおいしい。
エゾシカ展を行っていたとき、少なからず「鹿肉って臭くておいしくないでしょ」と言う話しをされる方がいらっしゃいました。
鹿に限らず、血抜きが上手に出来なかった動物の肉は臭みがあるものです。
野生の動物を捕り、その場でさばく時にはハンターのそういった面での技量もとても重要です。
上手に処理出来なかった肉を頂くことが多かった頃に食べた経験の方にとっては、エゾシカ肉=おいしくないという記憶があることはやむを得ないかもしれません。
けれど、ちゃんと処理されたお肉はとてもおいしいお肉なのです。
そういうお肉が普通にお肉屋さんで売られている状況になる頃には、革もかなり流通しているかもしれません。そう期待したいものです。
「お肉をもう少しいかがですか」とホールスタッフのかた。
ヒロコさんはそれまでの料理もありましたし一皿で十分満足していましたが、私はもう少しお肉を頂くことに。
付け合わせを変えて出してくれました。
マンゴーソースのサラダ。
デザートは、ヒロコさんはリンゴを使ったパフェ。
私はキャラメルと塩のアイスを求肥でまとめたデザート。
いやぁ、今回もおいしく頂きました。
エゾシカ肉、アワビとトリュフのリゾットがとてもおいしかった。
ヒロコさんいわく、エゾシカのロティをサンドウイッチにして食べてみたいとのこと。
うーん、おいしそう。
あぁ、結局食いしん坊なだけなようです・・・・
昨日はどうもありがとうございました!
返信削除エコポチ(勝手に命名)もありがとうございます!
来年から毎年使わせていただきます。
エゾ鹿、ホント美味しいですよねー。
バンケットに出来る事は、美味しいエゾ鹿の料理を
作って、それをたくさんのお客様に食べていただく事。
頑張ります!
こちらこそいつもおいしく楽しい時間をありがとうございます!!
返信削除あのポチ袋、貼ってあるだけなんで剥がれたら貼り直してやってください。RIEさんなら出来るよね。
またうかがいますから宜しくお願いしまーす。