先日、ちょっと用があり、円山を散策していたときのこと。
たしかこのあたりに少し変わった雑貨屋さんがあったはずだけど・・・と探したお店がありました。
おそらくここだったと思われる場所は、駐車場になっていました。
時間の流れをなんとなく感じたのでした。
一週間ほど前、数年お使い頂いた手縫いの馬蹄形小銭入れのステッチ修理が持ち込まれました。
手縫いの縫製は丈夫なのですが、擦れる部分の糸切れはどうしても起こりえます。
革はイイ感じで馴染んでいますのでまだまだお使い頂けます。
お預かりしまして、縫い直しをさせて頂きました。
そのお客さま、今日受け取りにいらして下さいました。
そうして、少しお話をしていって下さいました。
以前お店をやられていて、その方がお店を始められたのは1995年で、当工房が三笠で始まった時と同じ時期だったこと。
情報誌などで取り上げられ出した時期も同じくらいだったこともあり、当工房のことがとても印象にあったことなどなど・・・・
そして、これを下さいました。
目にした瞬間、名前は思い出せなかったのですが、これはあのお店にあったアレだと記憶が繋がりました。
ローズ・ド・サハラ。
じつは先日、なんとはなしに探した雑貨屋さんはこの方のお店だったのです。
十年少し前、札幌にお店を出す時に物件探しで様々な地域を歩いてみました。
円山・裏参道あたりも色々歩いたものです。
雑誌などでもたまに目にしていたローズ・ド・サハラさんにも何度か立ち寄ったことがありました。
サハラ砂漠の砂中で出来る結晶で、その形が薔薇にそっくりなところからサハラに咲く薔薇と呼ばれるこの鉱物。
ステキです。
実は最近秘かにバラ好きになっていることもあり、なんとなく不思議なつながりを感じたのでした・・・・
ローズ・ド・サハラさん、
返信削除懐かしい名前ですね。
道路の拡張工事の為に、
止む無く移転しましたが
移転したお店も数年後、
姿を消しました。
お店は単なる箱じゃなく、
その地に根を降ろして、
お客さんと共にじっくりと
成長していくものですよね。
Dアンビシャス見ました。
そうですか、そういう声の
持ち主だったんですね。
この場所に根を張っていければと思っています。
返信削除ご愛用下さるお客さまに対して、一番大切なことの一つは仕事を続けていけることだと思っています。
声、こんなのです・・・・
D!、今日だとは知らずどんな内容だったのか、ちょっと不安です。