先日載せました革巻万年筆。
三本作りました。
革は全て黒桟革。
中身はと言うと・・・・なんとセーラーのキングプロフィット!!
昨年の黒桟革の一本シボリの万年筆ケースと革巻万年筆をご覧になられたある方がとんでもないことを思いついたのです・・・・
今回革巻にするにあたってその方がこのキングプロフィットを持ち込んでいらっしゃいました。
今はオーダーメイドは行っていない当工房ですし、それ以前から素材持ち込みもお断りをしているという現実は有るのですが・・・・
古くからのお付き合いのある方で当工房のことをよく御理解下さっていて、納期も見積もりもある意味制限無し。
好きにしてくれとのお申し出。
まぁそれならば、一緒に楽しみましょうと言うことで遊ばせて頂きました。
まずキングプロフィットに二点のおそろしい(笑)改造が加えられました。
一点は、クリップを外す事。
もう一点はちょっと説明が難しすぎるのとあまりにとんでもないことなので、ご興味がある方はご来店頂きお問い合わせ下さい・・・
(いずれにしろ、自己責任において勝手に加工して遊んでいますのでご承知置き下さい)
キングプロフィットは太軸とはいえ、やはり万年筆。
それほど太いものではありません。
また天冠も尾栓も平らなタイプでは無く、丸く局面でのみ構成されている形です。
それをこういったカタチで巻ききるのは、かなり難しい。
そのうえ縫ってあるものは、少なくとも私の知る限り(および私の周りの万年筆好きな方々)では、当工房の物以外は見た事は有りません。
しかも、革は可塑性の乏しい黒桟革。
いやぁ、苦労しました。その分、楽しみましたケド。
一本は当工房で保管してあります。
ご興味の有る方にはお見せ致しますのでお申し付け下さい。
(また、来年のハードルを上げてしまった・・・笑)
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