2007年4月6日金曜日

靴の修理

靴の話しが続きます・・・・



私たちは二人とも、靴の職業訓練校の台東分校を出ています。
とは言え結果、靴の仕事には就かず今の仕事をしています。
けれども、その時の恩師の革靴職人様とは今でもお付き合いさせて頂いていますし、何かと靴関係の知り合いもたくさんいます。



同じ台東分校を修了した後輩に加藤英樹君がいます。
彼は分校に行く前から札幌で靴修理の仕事をしていました。
その技術をさらに高めたいと言う事で分校に進みました。
今彼は「ドクターシューズ豊平店」(札幌市豊平区豊平6条9丁目 札幌東急ストア豊平店内)の店長をしています。
仕事柄靴の修理の事を問い合わせ頂くことも多いのですが、札幌で靴の修理屋さんを捜している方には彼を紹介しています。
オールソールからちょっとしたことまでなんでも安心して任せられるので、自信を持って紹介出来ますから。


加藤君は2009年春、靴修理の仕事から離れ新しい仕事場で次のステップに進んでいます・・・
靴関係の仕事ですが、修理とは違う仕事に進んで頑張っています。
(2009/04/26追記)



ここ何年か私たちは靴の修理やメンテナンスは彼に一任しています。
とても上手で、そして真摯に向き合って修理・メンテナンスをしてくれます。年に二回ほど夏場の靴と冬場の靴をまとめて預けるようにしています。



今回預けていて出来上がった靴たちです。
piroのトリッカーズは踵の交換です。



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下の黒とパープルのチロリアンシューズも2足ともpiroの靴ですが殆ど履いていませんでした・・・・
と言うか残念ながらあまり履けなかったのです。



このチロリアンシューズは、今は無いお店ですが東京吉祥寺のサンロードにあった小島靴店という靴屋さんの靴です。



私が学生時代に友人に教えてもらいそれからずっとここのチロリアンシューズにお世話になってきました。



私は黒を3足(一足は底の貼り替えを繰り返しながら完全に履き潰しましたのでいまは二足)、チョコを一足、パープル(この色はレディースしか作っていなかったので、特注で作ってもらいました)を一足履いています。



数年前仕入れで上京した際、もう一足追加で欲しかったのとpiroにもこのチロリアンを買ってあげたくてお店に立ち寄りました。
そうして学生時代から何足も履いて来た事などを話しながら靴を選ぼうと思った所、「実はもう数日でお店を閉めるところなの」と伝えられました・・・
それまでも仕入れの度に時間があれば立ち寄りたいと思いながらなかなか行けずじまいだったのですが、この時はなぜだかどうしても行きたくて立ち寄りましたが虫の知らせとでも言うのでしょうか。
私のサイズはもう売り切れて無く、閉めるため当然ながら注文も受けられないとの事。
piroのサイズはまだ残っていたので、二足買わせて頂いたのです。



ただ、ビブラムタイプのゴム底はけっこう重量があります。
私は平気だったのですが、piroには少し重たく長時間履くのが辛くあまり履く機会が無いまま過ぎていました。



今回加藤君に同じような感じで軽い底材はは無いか相談しましたところ、ビブラムでとても軽い底材を見つけてくれて交換してくれました。
手に持ってもはっきりと分かるくらいの重さの違いです。



負担を感じない程度の軽さになり、これでpiroもチロリアンシューズを履く機会が増えそうです。





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2 件のコメント:

  1. ご紹介ありがとうございます。
    初書きこみですが何か照れますね・・・。
    これからもよろしくお願いします、ご覧の方々もよろしくお願いします。
    お預かりした靴、仕上りましたので近々持っていきますよー。

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  2. こちらこそいつも有り難うございます!
    追加の一足、もう出来たのね。
    助かります。
    では、お待ちしています。

    返信削除

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