2011年4月23日土曜日

ブライドルレザーが続く・・・

先日、数ヶ月前にオーダーしていた革が届きました。
ここ数年扱っているタンナーのブライドルレザーの新色です。
今までもタン(ロンドンタン)と呼ばれる明るい茶はあったのですが、それより少し濃いめの色目です。
色の名前はヘーゼル。
今回は新色ということもあり、入荷次第見てみたくてすぐに送ってもらいました。


なかなかいい色です。
そのうち形にしようと思っています。

さて、とても似た色なのですが・・・・・

これがロンドンタン。
実はヘーゼルのブライドルとはタンナーが違います。
数年前デッドストックを発見し買い付けておいたのです。
入手してずっと寝かしてあったブライドルレザーです。

十年以上前にはいつもブライドルはこのタンナーのものを使用していました。
気に入って使っていたのですが、数年前に入手が出来なくなりました。
(タンナーの名前が変わりましたが現在はまた入手可能になっているようです)

このデッドストックの革は名前が変わる前の革。
ダークブラウンとこのロンドンタンを寝かせていたのですがついに使うことにしました。
革が小判で大きな物は型入れが無理なこともあり、何を型入れしようか悩んでいたのですがシンプルなミュージックケースを作ることにしました。
この頃のこのタンナーのブライドルレザーは、床面に塗り込まれたブルームもすごいんです。
そのままでは接着剤も効きませんし、作業の間も気が付くと作業台や作業着にも蝋が付いていたりします・・・・。
作業途中を写真に撮ったら、構えた手が蝋だらけでカメラも蝋だらけになり一瞬焦りました。
好きな人には好きなブルーム。
やっかいとは思わずにいてあげて下さい(笑い)。
床面の画像です。


A4のミュージックケースを製作中です。
ブライドルレザーのミュージックケースはもう十年ぶりくらいの製作。
出来上がりが楽しみです。
B4もダークブラウンのブライドルレザーで作るつもり。
並べて写真撮りたいなと思っています。

2 件のコメント:

  1. ブルームはブラシでとらないで自然にとれるのを待つのがいいのでしょうか?ブライドルのダレスは見かけますが、ミュージックケースはないですね!

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  2. ブルーム、好みで分かれますね・・・・
    ブラシで取るというか革に戻す感じがいいのだとは思います。
    でも私は、そのまま使う派です。
    いずれ取れていきますからそれまではブルームの見た目も楽しみましょという感じでしょうか。

    私も久しぶり(十年ぶりくらい!?)の製作のブライドルのミュージックケース。
    出来上がりが楽しみです。

    返信削除

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